【ありがとう!500pv】楽しみながら思いついたことを書く

沼津平成

一日目

第0話序章・登場人物

 ゆっくりと目を覚ましてあたりを確かめてみる。

「……なんだこれ」

 そして僕は昨日の記憶を思いだした。


   *


 はい! 朝になりました。

 今日も鬼ごっこ、頑張っていきましょー!

 司会のテツチーム「テツ」の元気な声が響いた。

【この物語の登場人物】

・テツ 小学3年生の人間。空想の世界(アラバキ王国)で旅をする。アラバキ国王。

・ハル 中学生の空想の人間。同。

・こりどう 空走人間。小学生にたとえるなら12年生の人間。高校3年生。日に焼けた肌が特徴的な元関西人。空想の人間。同。

・J吉 学園4年生。こりどうの二つ下で優秀なマネージャー。空想の人間。同。

・水上 テツたちの側近・秘書。年齢不明だが二十三歳以下であることは確かだ。空想の人間。

夏目健太なつめけんた……アラバキのとある有人島が地元の中学2年。空想の人間。

・パグ……テツの父親の中年デブサラリーマン。五十歳を迎える。この物語の「現実」を元にした「空想」の人間。パグチームのリーダー。

・棒人間兄弟ハト〜ヘト 空想の棒人間。パナチームの部員。




 十月六日、朝の風は冷たかった。

 公園の時計が、六時を告げた。

 テツは、あたりを見まわした。

「おにやりたいチームー」といって、もう一回あたりを見回した。手を挙げているのは、自分と、ハル、こりどう、J吉だった。

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