「雪」を含む小説

クラスメイトの海雪は独りを好む奴だった。修学旅行で行動を共にしたことで親しくなった希は、音楽を通して海雪との絆を深めていく。誰にも知られず、立ち入り禁止の屋上で過ごすふたりの、苦…

学園のマドンナ佐倉 雪菜には、大きな秘密があった。 それは、かなりの腐女子である事だった。 ある日見た１冊の漫画で彼女の人生が大きく変わった。 雪菜を超える腐女子にして絵を描くこ…

涼太郎は山の奥に両親と共に住んでいた。毎日早朝に川へ水を汲みに行くのが習慣だった。その日、涼太郎は川の向こう岸に女性が佇んでいるのを見つける。遠い昔に触れた温もりと再会することに…

とある北海道のでかい山を越えた先にある街「雪野市」。主人公の冬間典は父親の仕事の都合でこの街に引っ越してきた。冬間典は、はやく通いたい気持ちから現地に到着したばかりにもかかわらず…

　楽しい筈の夏休み、突如の奇禍により人の営みが壊滅した孤島で、ひとり残った少女は『死んだ叔父たち』と共に暮らしていた。 　標本室で蝶と鉱石囲まれ彼女を待って眠ってるきれいな死体…

現代の恒久的平和は莫大な犠牲の上で成り立っていることを忘れてはならない。そしてその犠牲になった魂の中には、人だけではなく、人以外のものも含まれる。そんな犠牲になった一人の、生きる…

目が見えない女子高校生・間宮雪と高校教諭の福間徹。 目が見えない雪は白いキャンバスに色を塗る。

明治時代初期。 そぞろ歩くふたりの間に、永遠の雪が降る。

未来が見えなくなった今この世界を生きるための、哲学実験小説。 《冷凍篇》大学卒業後も就職できずニートとなった長男には、未来がなかった。 《解凍篇》慕っていた兄の零落した姿にシ…

1972年、札幌。東京で学生運動をしていた八坂は組織解散後、当時の仲間で好意を寄せていた恵みのいる札幌へとやってきた。その真意は組織のリーダー、小田切の死について聞くためだった…

若き航空自衛官の雪也は、任務中に謎の白い光を目撃した。 光の正体を探ろうとたどり着いたのは、福島県にある縄文時代の遺跡。 復元された竪穴住居の中に入ると、誰もいないはずの遺跡で、…

3月も終わりとなる北国で迎えた卒業式当日は、桜ではなく雪が舞う寒さを伴っていた。昨年の秋に一度仲を違えてしまった先輩に、その当時を謝るべく主人公は駅へと急ぐ。東京へ向かうその列車…

三つの単語をランダムに選んで書いた小説です。 どの単語で書いたかは、あとがきにて。

適当人間さまの自主企画「美味しい食べ物を教えてください。(https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054883545821 )」用のお話です…

当時中学2年生だった暦は、家出した先でであった青年に心を許した。幼なじみの翼に連れられてやってきた事務所で、暦はもう一度その青年と出会う。 天明暦-てんみょうこよみ- 財閥の…

昔お題で書いたもの 異世界ファンタジー 短いです 病弱な青年トネルが願うのは、雪に触れてみたいこと。 冷たい外は、彼の体には悪くて…… お題元：「Pentas」様　http:…

長い膠着状態に陥っている戦争。 故郷に妻子を残し、異国の地の最前線で部隊を指揮する陸軍少佐・リーベンは、厳しい条件下での戦闘で負傷し、親友のダルトン軍曹とともに捕虜収容所に送ら…

雪国の小さな中学校。冬休みだけどアニメマンガ研究会の部室でひとりプラモを作る大のところへ、転校生の小枝が現れる。 見られたくないプラモとは？　彼女の目的は？ 微妙に緊迫してるよう…

実を結ばない新入部員勧誘にくじけかけていた真雪は、突然目の前に飛び込んできた目力の強い男子に圧倒されて。 三つ編み高二女子とと韋駄天高一男子の駆け巡る恋愛話。 人物紹介：※年齢…