読み始めて半月経ちますが、実際のところ、まだ半分も読めていません。詩ですから、一つ一つは大変短いです。しかし思わず何度も何度も読み返して、繰り返し味わってしまうのです。おかげでちっとも進みません。減らないごちそうのようです。いっぺんには飲みこめませんが、どれも大変おいしいので、お腹が空いたら、再び膨れるまで続きを読みます。豊かな言葉と、鋭い表現と、鮮やかな感性に飢えているかたへ、ぜひともおすすめしたい作品集です。
好きです。でも数があまりに多くて、以前読んで気に入っていた詩を一遍見失ってしまいました。働くことについて書かれていた詩だったんですが、どこだろう。テーマごとに編纂してくれたり、一部二部三部という風に分散してくれたらとてもありがたいです。
無難な言葉で小綺麗にまとめないところが好きです。それでも作品として形になってるのが本当に素敵。