概要
病が彼を奪っていく。これがきっと最後のクリスマス。
次第に体の自由が失われていく。
歩くことも笑うことも声を出すことも、彼にはもうできない。
でも、あたしを愛してくれることは、まだできる。
眠りにつくその瞬間まで、彼はきっと愛し続けてくれる。
歩くことも笑うことも声を出すことも、彼にはもうできない。
でも、あたしを愛してくれることは、まだできる。
眠りにつくその瞬間まで、彼はきっと愛し続けてくれる。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!『生きる』――きっとそれは、こういうこと。
主人公兼ヒロインと、難病を抱えた少年の恋愛物語です。
と、いうあらすじを書くのであれば、日本中、世界中で『似たようなお話』はたくさん出てきてしまうでしょう。それこそ、一生かけても読み終わらないほどに。
しかし、今作は違う。普通なら衰えていくはずの立場の人間が、実に活き活きとしているのです。そしてそれは主人公にも伝わり、彼女の力となり、彼女の心に大きな希望を与えます。
それでも、彼の人生にだって限界はある。あまりにも残酷なタイムリミットです。
でも、だからこそこの作品は美しく、読者の胸を打ちます。
僕はこの作品を、『死』とか『病気』ではなく、『生』とか『命の輝き』という言葉で表したい。
…続きを読む