「SF？ 短編」を含む小説

誰もが未来を知れる世界で、四年後に死ぬ運命にある六歳の少女と、誰よりも長く生きているという老人の交流を描いた、ちょっと残酷で心温まる物語でございます（多分） 辛口コメント大歓迎！

木星軌道刑務所《セクメト》の管理人ルシアン・ヴォルシュケは、新たに送られてきた囚人ニコラ・パーカーを迎える。 カクヨム3周年記念選手権 KAC8 『3周年』参加作品。 *補…

夢セラピーが流行する中、悪質業者による健康被害を摘発するため新人捜査官の私は先輩と問題の店に向かう。 カクヨム3周年記念選手権 KAC7 『最高の目覚め』参加作品。

<カクヨム3周年記念選手権 7日目お題> 人間のしがらみから解き放たれるため、僕は自身の肉体を捨てることにした。 人工知能との融合で、僕は新しい目を、新しい生を得るのだ。 お題…

事件の発生場所は地球警察日本分署の署内だ。当時、第三星団との友好関係を示すために祭典が行われていた。第三星団の王子は盆栽が趣味であり、彼の大切な一品が展示されていた。だがその大切…

あまりに長いこと待たせたばかりにアオイの寂寥の匣が開いてしまったのか。それとも寂寥の匣を抱え込んでいるのはわたしなのか。

寝てみる夢と、起きて抱く夢――その二つは別物なのか、一緒なのか。 本来別であるはずの両者が重なったとき、人はどうなってゆくのだろう。

　ウイルスのパンデミックによって、人々は生き血をすする吸血鬼へと変貌していた。 　僅かに生き残った人類に未来はあるのか――？ 『カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3…

人類は太陽系外へ一気に進出させ、滅亡を乗り越えるため、人々を乗せた宇宙船を放つ。 それはまさにタンポポが、自分の胞子を風に任せて遠くに飛ばすように……。

ダイソン・スフィアの外殻で二人は出会った。 一人はもう一人に最高の目覚めについて教え、与えようとする。 ＊「小説家になろう」に投稿しています（名義：naro_naro）。 ＊…

物を丸くすることに執着した玉弓の研究所で球体の人間が見つかった。友人である沿道は過去に想いを馳せながら捜査をするが…

キャッチコピーは「部屋」「銅像」「静かな罠」を使った「王道ファンタジー」です。 気が向いたときにたまに書いたり書かなかったりする三題噺をここにまとめます。 自作のスピンオフ短編…

最初に文字があって、そいつは倍々ゲームで増えていく。 やがて文字は文章となり、段落を作り出し、物語を持つ。 プログラムは文字を増やし、何を思う。

【カクヨム3周年記念選手権　6日目】　6連続めです。今回はついに実話に手を出してしまいました。 はやぶさの最期を知らない方たちに届け。 この物語は、私にとっては手を出せないもの…

男女がいる。告白間近だが、邪魔が入りそうだ。男がいる。爆弾処理をしようとする男だ。少年がいる。ゲームをしている。無職のおっさんがいる。カップラーメンをつくろうとしている。ヒーロー…

西暦2019年、東京。 2020東京オリンピック・パラリンピックを一年後に控え、世界大注目の計画が発表された。 それは、国内最大手の警備会社と天才科学者の異名をとる一人の博士が極…

全ての人類に突然聞こえてきた「声」。それは人類の残り時間を伝えてくるものだった。

「三分百円。三分百円だよー」 　会社の飲み会の帰り道、路上に響く謎めいた言葉が気になり、近藤《こんどう》は思わず振り向いた。 　閉じられたシャッターの前に座りこむ、みすぼらしい…

運営は秩序の維持のため、異分子を"凍結"していくことを決定し、そのためのルールを敷いた。