「文学？ 文学」を含む小説

　表題通りのエッセイ。 　カクヨムポスト１００本記念であり、同時にネタ詰まりの窮余の一策でもある。 　 　貴方にとって『文章を書く』とは何ですか？ 　僕にとっては。治療で。自己啓…

ねえ。 大人になると、どうしようもないことってあるよね？ いつも正しく生きられる人っているのかな。 大人って、さみしくてかなしい。 ――どうしようもなく。 だから、いっしょにぬる…

メルチという少年は美しいロストムという青年を愛する。 悲惨な目にあってもその愛は消えない。生き続ける。

ふたりの愛は果たして永遠なのか……。 ラブシリーズ４部作の完結編です。

「小説を、書いてみようと思うんだ。」 そんな一文から始まる、小説を書くということについて書いた小説。

遠い未来、ヒトのメスが生まれなくなった世界。資源も平和も労働力もなく、人類は滅亡の危機に瀕していた。 だがそんな中、「美少女を人工的に創造する」技術により、人類に希望がもたらされ…

この後起こる世界への予祝。むかし実際に見た夢を詩で残しておきたくて。

　東日本大地震。全盲の千佳の母親は津波に被災し行方不明になっていた。被災地を訪れた記者の天城は、千佳の母親の遺体を確認する手助けをするが、千佳から母は津波に流される前に、何者かに…

朝は夜の続き

夜な夜な息をする

ドアをこじ開けると、妻が黒魔術をしていた。

高原が初めて女子に好きだと言ったのは小学校三年生のとき。 高原が初めて女子から手紙を貰ったのは中学二年生の冬。 チャイムが鳴るまで、あと二分。 /////////////////…

―――実はそう、あれはただ単に足を滑らせたんじゃない。理由のある事故だったんだ。 田舎から都会へ上京する恋人達の間でやり取りされる手紙、往復書簡。 些細な糸口がきっかけとなって…

■あらすじ 廃刀令や秩禄処分が布告される明治初期、熊本で起きた神風連の乱に参加した一人の侍がいた。 仲間たちとともに熊本城に突入し、陸軍の兵士たちを斬って回るが、夜が明ける頃にな…

俺は心喰病にかかった。 感染はしないが、長くは生きられないらしい。 珍しい病気なので、小説を書くことにした。 この小説の結末は、作者の俺にもわからない。

名由多家の三兄妹が思い思いに記す、それぞれの物語。

　巨人伝説研究家、角田六郎（つのだろくろう）は巨人の実在を知る数少ない真の研究家である。 　だが、彼が行く先々には、巨人が実在しては困る常識人達が立ち塞がり、毎回、アレな展開にな…

週間ホラーランキング10位を記録

「なんでその歳で童貞なん？」 会社の飲み会の終わり際、不意に投げかけられた言葉から、僕は昔のことを思い出す。 基本シリアス少しギャグ。 第一回きつね童貞文学大賞によせて書きま…