「日常 異能」を含む小説

　高校生・夜渚明（よなぎあきら）は秘めたる決意を胸に、生まれ故郷である奈良県橿原市へと戻ってきた。 　その目的は、かつて妹の命を奪った怪事件の真相を突き止めること。 　彼の行く手…

俺は中学三年生・田中翔太。クラスメイトの伊藤晴香と修学旅行で二人きりになって、やたらガタイのいい男に声を掛けられた。 「その声は、我が友、『疾風の田中』ではないか？」「……（いや…

「もうっ、さっきから人のことをかわいい、かわいいって何なのっ？」 「……っ。それは口に出して言ってないだろ？」 「伝わってくるんだから仕方ないでしょ」 　同い年で幼馴染同士の…

現代伝奇活劇の日常回ぐらいのお話。 ワンドロ(ワンライ)企画で書いたよ

ある日。御影が突然見た悪夢。 それは、自身がもうひとりの自分を斬り殺す夢。 心当たりのある御影はその事に戸惑いを見せるも。それを幼馴染である雅騎が癒やし、忘れさせてくれた……はず…

自立に近づく為にコンビニバイトを始めた大学生、深井柊。彼はどうしようもなく自己中だった。そんな彼に手を差し伸べるバイト仲間やオーナー等。主人公は、彼等の恩に報いることが出来るだろ…

恋愛短編。 ぶつかると、パンがふたつになる。 パンは３つになるときもある。 パン以外の「オマケ」がつく時もある。 その「オマケ」が、毎回僕を悩ませる。

物心ついた時から、人の心が "見える" 鈴（れい）。しかし、その能力は『運命の人』には無効で――『運命の人』の心は見えないのだった。運命の人なんて本当にいるのか、そんな人と出会え…

魔法が当たり前になって五十余年。 魔力によって生まれる存在"バグ"や悪い魔法使いとの戦いは日常風景となった。 だが人々が皆戦いたいかどうかは別の話。 これはどうにも"普通"に生き…

東京郊外の「小摩市」に住む作家、西園寺伴は異能者である。 秋が深まったある朝、伴は横断歩道で飛び出した子供『江口隆太』がトラックに轢かれそうになるのを異能を使い間一髪で助ける。…

R18過多で運営様より散華させられた訳あり小説が返り咲く！ 元データ：フォロー49、PV1,929、★42、レビュー15、♡253、コメント20 　舞台は、地上人類が大戦…

　A県海沿いの工業都市、T市湾岸に巨大モンスターが出現する。 逃げ惑う人々。燃え落ちる工場。怪獣の咆哮にかき消された友の声……。異能者（オーヴァード）たちは、かけがえのない日常を…

謎の多い先輩少年と、好奇心旺盛な後輩少女の物語。 ※全三話。完結済。合同小説同人誌『後輩と匂い合同』に収録された作品です。 「小説家になろう」にも投稿しています。

『異次元戦争』と呼ばれる大災害をきっかけに特殊な力を持つ人達『干渉者《インタフィアーズ》』と呼ばれる異能を操る者たちが生まれ始めた。 異常が日常に変わった世界。 干渉者が世界に…

　それは、一人の観察者と、一人の殺人者の物語。 　主人公、日向蔓（ひむかい　かずら）の眼には様々なモノが視える。 　望まずに観察者になった彼女の前に、ある日一人の青年が姿を現し…

この世界は非常に見えにくい。いや、俺の視力が悪いってだけなんだろうけど。 それでも、この世界は俺には見えにくい。だって、眩しすぎる。 度入りのサングラスをかけて、煙草を咥えて。 …

　我々の住む頭上に、同次元平行世界線上の『別地球』が投影されていた。 　その数、二。 　数年前、突如として現れた二つの『別地球』は、北太平洋と南大西洋の直上で、『地球』の自転公転…

「異能者」と呼ばれる存在が生まれて２０年後の世界。人々はその力で世界を発展させていった。異能者だけが通う学校『私立霊威高等学校』に通う少年『斬月　禮』と彼の仲間たちはの日常は『正…

屈指の情報売買ベース・浄円寺データバンクの総帥にして異能力者を取り締まるキャプターを務めるシーゲンターラー謠子――に、仕える自称執事・平田篤久とは世を忍ぶ仮の姿、彼こそ謠子の伯父…

屈指の情報売買ベース・浄円寺データバンクの若き代表にして、異能力者を取り締まるキャプターをも務める少女シーゲンターラー謠子の傍には、常に黒服の男がある。 平田篤久――本名、浄円…