「鏡の国」を含む小説

──鏡の向こうにはワタシのお友達がいるの。その子はもうひとりのワタシ。 なのに何故なのかしら？ とても悲しそうな顔をしているの── （全６話） 個人サイトにも掲載しており…

『ありす紅茶館でお茶をどうぞ♪』番外編「不思議の国編」に続く番外編第二弾。 本編のその後ではなく、第４章あたりの夏の出来事から分岐していきます。 お仕事要素はほぼありません。遊ん…

『ありす紅茶館でお茶をどうぞ♪』の番外編その１。 店名を『ありす紅茶館』に改名し、なぎが祖母・梓(アズサ)に代わって横浜の老舗紅茶館を再開して数ヶ月が経った夏のある日に現れた少年…

　地方の大学に通う「加藤守」には、好きな女の子がいる。しかし、その女の子には彼氏がいて、引っ込み思案な加藤はその恋を諦めようとしていた。 　しかしある日、キャンパスの出口で一人泣…

以前に公開した『赤ずきんの遠回り』の続編です。合わせてお楽しみください。 『赤ずきんの遠回り』はこちら →https://kakuyomu.jp/works/117735405…

赤ずきんが白雪姫になって鏡の国を作るお話です。 本作は1話完結ですが、もし良ければ、関連作品『長靴を履いたチェシャ猫』の方も覗いてもらえると幸いです。 『長靴を履いたチェシャ…

「しかして、わしが鏡の国の女王となる天才、アリス様である」 ある日家で男子の日課を果たしている途中に現れた謎の美少女、アリス。 引きこもりだったはずの俺は彼女のトラブルに巻き込ま…

横浜観光スポットの一つ「港の見える丘公園」。そこにある老舗紅茶館をひとりで営む祖母の元へ転がり込んだなぎ。 セクハラ・パワハラで仕事を辞め、手伝う予定の紅茶館は既に閉店。祖母は急…

1972年、ベトナム戦争。娼婦の母親に去勢された日向有栖は、両性具有の河川匪賊である白ウサギ、春野華子に恋をする。 --- 出典・引用： 讃美歌461番『主われを愛す』 唱歌『…

「鏡よ鏡、この国で二番目に美しいのはだあれ？」 　女王さまはうぬぼれの強い人でした。一番は自分だと、根拠もなく思い込んでいました。 　童話の『白雪姫』に中島敦の『文字禍』の要素…

２０１８年、東京。 科学技術が発展した世界で観測されたのは、相対的別世界『鏡の国』の存在だった。 御年２５歳の中村ナオコは『鏡の国』から襲撃してくる死者に対処する極秘組織〈株式…

平凡な少年・秋宮茉莉は、好奇心で異世界に繋がるおまじないを試したところ、本当に異世界に通じてしまい――

　よいこのみなさんへ： 　テレビをみるときは、へやをあかるくして、はなれてみてください。 『アリスとテレス博士の科学講座』はっじまるよーっ♪ とうじょうじんぶつ： アリス…

　“心の空白”には、何が在る？ 　存在を訴えかけてくるこの空白のことを、知りたかった。そして、やっと知ることができるのだ。 　これは、少し不思議な旅のお話。 　【追記・20…