「遠いところ」を含む小説

むかしむかし、どこか遠いところのお話です。 神と人間と妖魔が共存しているある世界。その世界のなかに存在する小さな島国では長い旱魃に襲われて多くの人々が飢えに苛まれていました。 滅…

ここは、あの世とこの世の境目にある、閻魔様が死者に対して「天国」か「地獄」かを定める場所。どこの誰が言い出したかは知らないが、「裁判所」といつしか呼ばれるようになった場所だ。 そ…

カクヨムWeb小説短編賞2021【短編小説部門】 　　　☆短編賞☆を受賞致しました　読み切りでコミカライズします！ （満月の晩に泉にいるのは鶴ばかり） それは誰もが幼い頃から繰…

後から来る罪悪感とあやふやな記憶は厄介という話。

大輪都市『ハナサキペトラオウスミカ』で、古屋を買い取って作った『シープコプコフ』という道具屋を営む、働き盛りだが、どこか自分を遠いところに置いているかのような男、トール＝マキナの…

世界でもトップレベルに先進的で、平和な国がありました。王様も、国民も、平和な国での生活を満喫していました。しかし、ある日、世界の遠いところではありますが、戦争が起こってしまいます。

他人の人生を覗けたら、少し遠いところから触れられたら、楽しいだろうなぁ。という思いから生まれました。素人の日記程度に覗いていただけたら幸いです。

季節は冬。歌手タレントの妻と主人公は旅館へ行った。妻は旅館の外へ行くと言って、しばらく帰ってきていない。心配になり主人公が様子を見に行くと、旅館から少し遠いところの木の下で妻は拳…

久しぶりに旧友・鄕介と再会した隆志。鄕介はおもむろに、小学生の頃自分に届いた招待状について語り始める。

　高校生の七瀬春海はある日、とても変なことを言う少年と（偶然拾ったスマートフォン越しに）出会った。

この作品はプロジェクトグーテンベルク中の、 East of the Sun and West of the Moon Old Tales from the North Aut…

あなたの大事な人、大切な人は今どこにいますか？ あなたのそばにいますか？　どこか遠いところにいますか？ 笑っていますか？　泣いていますか？　怒っていますか？　それとも……。 終…

異世界は遠いところです。自転車ではたぶん行けない。異世界がこっちに来てくれないかな…と思いながら書いてます

ゆるふわおねショタおとぎばなしです。

何処かの世界の、辺境の国で、年若い女たちが凍ってしまうまで。 昔、遠いところから教会を追われ逃げ出してきた人々がひっそり生きてきたところ。ベラソノという小さな国。吹雪を恐れ、崇め…

遠いところの親戚に会いに行った 普段行かない場所なので、散歩をする すると、僕の心の全てを染め上げるような、女の子が前からやってきた。 それは、一目惚れであった。

頼子。私の親友、頼子。世界のすべてを憎んで、でもどうすることも出来なくて。私たち二人で、いつも遠いところに行っていた。けれど、ある時そんな日々に転機が現れて――。

日頃の仕事、生活に疲れ。嫌気がさし…とにかく何もかも投げ出したくなった。どこか…誰も知らない何も知らない遠いところに行こうと思う。

現代科学で観測可能な自然界の４つの力のうちなぜか重力だけは極端に弱い力である。しかし宇宙は重力によって支配されている。重力だけは無限に遠いところまで届くためだ。 なぜ弱く、そし…