「薫る」を含む小説

　代々医師の家系で育った宮野蓮は、受験と親からのプレッシャーに耐えられず、ストレスから目の機能が低下し見えなくなってしまう。 　目には包帯を巻かれ、外を遮断された世界にいた蓮の…

　――これは「魔法のアロマオイル」のお話から五十年後のお話。 　ある溶岩で形成された不思議な島。ダアッセアの火山島。そこには不思議な姿をした、ドラゴンのハーフの女の子と、 老賢…

喫茶店の看板娘、村咲菫（むらさきすみれ）は今日も放課後にお店を手伝っていた。そんな彼女のお店に訪れる友人や常連客との学園外で広がる学生達のひと時の日常を描く物語。

俺は高校三年生の真波飛鳥。器械体操を始めてもう十五年。これは言える。器械体操をするためにこの青春を捧げている。終わらない青春。俺の青春物語が、今始まる。

加筆修正をした電子書籍版が発売中です！ Amazon（kindle読み放題対象）▶︎ https://amzn.asia/d/84dFZaT Story出版▶︎ https://…

終戦記念日なので。 花火には、鎮魂の意味合いがあるそうですね。 戦後78年。体験した方の話を聞く機会は、年々減っています。 私自身、直接体験したわけでもありませんし、ただ、直接聞…

大学3年生、21歳の夏。 寮での集団生活に疲れ果てた私は、夏休みに実家に帰省。街の喧騒から遠く離れ、お盆休みも兼ねて数日間リフレッシュすることになった。 じりじりと肌を焦が…

大学二年生の相馬泰聖はさえない日々を過ごしていた。夢も目標もない、そんな毎日に彩りを与えたのは、同級生の沢木葵だった。 彼女は僕と違って、明るくて、眩しくて、まるで、真夏の太陽の…

気持ちに響いた事を書きます。 このような機会があったので是非書いてみようと思い立ちました。

2022.5〜2023.6に詠んだものから出展いたします

夏から秋、冬、やがて春へと移り変わる四季を詠んだ二十句連作です。 句を追いながら、季節の流れと時の流れ、思いの流れなどを感じていただけたら嬉しいです。 ＊作品に使用した季語につ…

苦しさと愛しさは表裏一体なのだと、あなたを好きになって知った。 どこかビターチョコレートで、サイダーで、モミジで、サクラ。 そんな、様々に薫る小噺たちの短編集です。

「第3回角川武蔵野文学賞」に向けて書きました。 高校生二人組が、武蔵野の水辺や史跡をぶらぶら歩き回るお話です。 ＝＝＝（2023/07/28追記） 本作は、皆様に応援して頂いた…

万年巡査部長、下村貴史37歳。バツイチ。 南洋大、野球部出身。 大沢秋時、杉村裕海、水野薫、西崎透也。 学生時代、彼らに強い影響を受けた下村は、特殊な正義感から警察官となっ…

新しく担当になった会社の受付で、よく知る香りを纏った人物が通り過ぎた。 振り返った視線の先にいたのは、忘れられなかった同級生…。 ※この作品は小説家になろうにも掲載しています。

「2000文字以内でお題に挑戦！」企画参加作品

かつて有名な画家の後継者であった少年は、その祖父の死と同時に筆を折った──。それから幾ばくかの時が過ぎて高校生。そこで繰り広げられるは、春夏秋冬の四章から連なる“四季折々”のラブ…

【あらすじ】 風薫る新緑の季節。花音は爽夏殿へ呼ばれる。 爽夏殿夏妃付き女官長・尚玲が花音の噂を聞き、「七夕までに夏妃に教養を付けさせたい」と本の選定を依頼してきたのだ。 夏妃…

　そう。一度ここに来てみたかった。 　店先から薫る匂い。 　本格的な、目の前で焼いてくれるのを食べれるらしいそんな焼き鳥屋さん。 　スーパーでパックになっているのなら食べたこと…

《彼女》の夢をみました。 目覚めたとき泣きながら、これは何かに残そうと思い、プロットを書いてました。