「薄紫」を含む小説

その容姿と頭脳から政府に危険種族とされ虐殺にあった過去を持つPt.N（プラチナ・ノイズ）。 銀髪に薄紫色に光る瞳、純血のプラチナ・ノイズのボク。 ヒトなんて、好きになるはずがな…

それは俺が十歳の時だった。 親父の入院中に一時的に預けられていた親戚の家のそばで、見事な野生の藤の花を見つけた。 その薄紫色の花の下で、俺は彼女に出会った。 ※note、カクヨ…

子どもと大人の中間、半色の様な高校時代。実話を元に綴ったほろ苦くも甘酸っぱいフィクション青春小説。 【あらすじ】 主人公の奈緒(なお)は3年間片想いをしている先輩：空(そら)を…

第１話『かぎ・遠距離恋愛・昼間の月・捨て猫・洗う』 純愛を貫く！ 祭２話『メッセージ・自転車・書店・バランス・摘み上げる』 わがまま女子は、取り扱い注意なのだ。 第３話『記憶…

「畜生！ どうして俺だけフォロワーが少ないんだ！」と悔しさを爆発させた主人公・太郎。しかし、西暦20XX年の東京では、体内にマイクロチップを埋め込むことで交友関係が自動的に更新さ…

第五話「月移花影」が、あいるねえさんの「ゾロ目イベント」参加作品！！ 公開は3/3の早朝からです。 ジャスト3333字の力作(笑)。清春と佐江ちゃんの新婚物語を、ぞろ目短編でお楽…

核戦争で荒廃してしまった世界……それが今の世界の形でした。 　そんな荒廃した世界を、一人の少女がこれといった目的も無く、ただ楽しそうに旅をしていました。 彼女の名前はエレ…

たった１５０字の短編

毎週金曜日に執り行われるちょっと大人のお祭り。 水ぎわ一門プレゼンツ 【桃色花金ナイトフィーバー】参加作品です。 仁志水ぎわさんから発表されるレギュレーションに従って、ちょっと…

喫茶、三毛猫。 古ぼけた深緑の汽車が、ソーダ水の海と湿地を抜けた先。 その喫茶店の屋根は、ちょっとした庭になっている。赤茶けた伸び放題の枯草が、一面を覆っているのだ。濃いピンク…

今日は久々に長い時間、電車に揺られる羽目になった。 改札を入る前に、僕は駅のすぐ隣にある書店へと寄った。

その街の外れには、高い塀に囲まれた領域があった。時々薄紫の煙が太陽の光を反射し、キラキラと光る。中に何があるのか、我々には分からない。ただ、幻想的だと思うと同時に、関わってはいけ…

もう随分と話すことのなくなった幼馴染との思い出。 思わず溢れた呟きは聞かれていて–––

爽やかな風が吹く。ずっとずっと。時は動くが日は変わらない。太陽と月が交互に現れ、俺達は起き、過ごし、寝る。そんな生活を続けている。 四季も関係なく現れ消えを繰り返す。 ただ何もな…

時代は移り変わる。進化と争いを残して――――少年は蒼海を駆け抜ける 機動鎧装、ギアスーツが開発され普及した遠き未来。世界を震撼させたある戦争が終結し十年。人々の意志は一つになっ…

【作品概要】 　神に仕える主人公が、悩める少女たちを救う話です。シリアス多めのバトルファンタジーです。 　また、こちらは三年前に新人賞向けに書いた作品の改稿となります。拙いところ…