「竜殺し 魔法」を含む小説

　父は元竜殺しで、いまはしがない金貸し。 　母は女神の武装巫女で、いまは司祭をやっている。 　過激な二人のもとにうまれたエレナも、もちろんランクCの中級冒険者だ。 　いまは父親の…

「呪われ茨に覆われた城のてっぺんには、美しい姫が眠っている」。 とある森の奥深くには、そんな言い伝えの残る城があった。“眠りの城”と呼ばれるこの場所へ宝目当てに訪れた女盗賊キリル…

かつて、一人の戦士が古き竜の王を討ち果たした。 竜とは地上で最も偉大な獣であり、その生命は永遠不滅。 人間との力の差は天地の高さを比べるが如し。 故にこそ、その戦士が成し遂げ…

　竜殺し騎士として名を馳せたのも昔の話。老人となった騎士ローガンは、人里離れた辺鄙な屋敷で、誰からも忘れ去られ、ただひっそりと死を待っていた。 　そんな彼に魔王からのスカウトが来…

『屠龍列伝』には以下のようにある。 ＜レーダーなる者、アゲイア帝国ミャスラフの人。姓無く氏無く、家無く親無し。剣客。殺した龍を数えること未だ並ぶものなし。＞ 　英雄譚では勇気ある…

竜に支配された世界で生きる男リンドウは、地下迷宮で竜に殺され、気付くと翼のない劣等竜リザードマンになっていた。 あらゆるものを失った代わりにリザードマンの不思議な力、竜にのみ効く…

ユディスの元に届けられた、魔導士だった叔母アドニスの訃報。かつて黒竜バルバザードを討伐した英傑の一人であった彼女が、隠遁の末に人知れず死去したそのいきさつとは……？

　竜が疫病とされる世界、人々は竜に畏怖しちぢこまって生きていた。 　そんな時、竜殺しの○○が出現する。 　ーー「悲願花」あらゆる願いを叶えるという伝説の花ーー 主人公「ジー…

──幾つもの命を奪った俺の行く先は地獄だろう。だが、あの日あの人の首を刎ねた時から、この命をくれてやるのは彼女一人と決まっている──。 ユグドラシル王国軍のとある部隊に在籍する…

　大陸最強職である竜殺しは人類の天敵とされる魔物……竜族を狩るのを専門とする人類の英雄とされる職業だ。 　主人公のヴェンは竜殺しだったが過去に起こした禁忌犯しによって竜殺しを除…

《龍刻印》――それは《龍の巫女》から授かり、刻まれた者にドラゴンの力を与えるという伝説の刻印。 　魔窟の森で野生児化した巫女リューと紆余曲折あって恋仲である少年ニシキは、無才の身…

その戦闘魔術師は、決定的な弱点を持っていた――。 ガイザー魔法学校の魔法戦闘 (マジックバトル)部に所属するアンドリュー・サイモン・デューク＝ウィルキンソンの武器は、凶悪な竜「…

　齢十八にして〈五頭竜殺し〉の傭兵として名を知られるレイン・アーリックには、二つの秘密がある。一つ目は性別を男と偽っていること。もう一つは、とある国の密命で動く身の上にあること。…

　世界樹の開花と共に出現したのは、巨大な魔法陣。召喚術が違法となった世界に降り注ぐのは、異世界〈ニッポン〉から召喚された３６人の少年少女。 　母なる世界樹は、彼らの“処分”ではな…

（第一部はこちら）「リアナ１　王冠の竜騎手と心臓のない英雄」 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885843307 　竜の国オンブリアは、…

最強にして最後の竜殺し、竜見さゆり（40）。 史上最凶にして唯一の金鱗竜「輝銀竜（プラチナ・ドラゴン）」、全ての竜の母なる巨竜「紫菫竜（ヴァイオレット・ドラゴン）」と戦うことを運…