「浴室」を含む小説

浴室から出ると、そこは異世界だった。 実家の風呂場ごと異世界の森の中に転移した湯浅奏風は、小さな仲間と共に生活を始める。奏風に与えられたのは"浴槽設置"スキルのみ。スキルの使用に…

ある日浴室の蛇口から水が出なくなったと思ったら，女の子が出て来た．謎の少女はこれまでも下水道と上水道を行ったり来たりで渡り歩きしながらさまよっていると言う．自分の名前も忘れてしま…

電力会社の社員が浴槽で心不全を起こし死んだ。それ自体は至って普通の死因に見え、実際、出動した特殊清掃員もそう考えていた。非合法活動に使用される薬品を遺品から見つけるまでは。 ただ…

静は小さいころ行方不明になっていた。その一件が災いして、弟の名前を思い出せないでいた。ある日、彼女は弟に自分の名前を思い出すように、と試される。

　生方経太（うぶかた　けいた）は一年以上、祖母が暮らしていた団地の一室で引き篭もって暮らしている。 　ある日の日曜日、宅配サービスが指定より早く、店長が配達に来た。バイトが「何…

俺が浴室でバスボールを溶かした時、双子の少年少女は俺を責めた。

　令和元年七月六日。とある小説サイトに、人生で初の投稿をする。文は僕から始まるけど……女の子。つまり『ボクッ娘』だ。そして、名前は『梨花』だ。この日の登校中、ふと浮かんだタイトル…

大卒無職となった主人公が、ありあまる時間のなか、小学生時代を一緒に過ごしたはずの「たつみ」という存在をふと思い出す。 みずからの記憶を辿り、手がかりを得るために現実を徘徊し、そし…

ある日の朝、「ぼく」が目を覚ますと、頭の中には懐かしのバラードが流れていて、涙がとまらなかったが、その理由は分からない。その夜、「ぼく」は浴室で蜘蛛を助ける。すると、蜘蛛がお礼の…

肉片

どこにでもいるＪＫ、未心　碧海（みこころ　きよみ）。 彼女は毎日の浴室で日々の出来事の回想や、メルヘン満開の妄想に耽るのが趣味だった。 疲れを癒し、汚れを落とし、そして心もリフレ…

短編です。

【週間SFランキング8位】　※2017年11月15日時点 【4,000PV突破】 もしあなたの妹が、人類を滅ぼすことになったら？ ――新感覚“妹系”ノンストップアクションスリラ…

待ち合わせをすっぽかされた盆踊りの夜、わたしは青いスーパーボールを拾った。 消灯した浴室でいのちは踊る！ちいさなおおきな創世記。

忘れられないある夜の出来事。

うら若いわけありの公爵夫人は、きれいに整えた浴室で、人魚姫を飼っておりました。 彼女の嫁入り道具はただふたつ、うつくしい色彩の少年人魚と、それから猫足のバスタブだけ。 抱え込ま…

今日のお菓子は三題噺　別館　第八回ノベコン　投稿作品（若干修正済） お題「ロック・浴室・芝居」文字制限5000文字。