「歌 終わり」を含む小説

ある音楽家の終焉の物語。 彼は、彼女に最期に歌を歌ってほしいと願う。 終わりは始まりだった。

　序歌は、競技かるたで一番始めに読まれる、試合開始の合図となる歌のこと。百人一首には含まれていない、百一番目の、あるいは零番目の歌。 　競技かるたが大好きだった。それなの…

大きな大陸を丸々一つ貸しきった大国──ルスファ。南に広く国を築く人間たちの手により、魔族たちは北へと追いやられていた。 その中でも、いまだ、かろうじて政権を保持している北の島国…

「明日世界が終わるとしたら、どうしたい？」 二人を繋ぐのはたった一つの質問とその答え。そして二人が望んだ世界の終わりは現実のものとなる。 サボりが日課の高校二年生・楠はある雨の日…

〝蜂櫛（ほうしつ）〟と呼ばれる街に住む苳河（とうか）と苓濘（れいねい）は、過去の遺物──〈史骸（しがい）〉を収集し塔で管理する〈記述師〉として日々を送っている。ふたりは「チャンス…

『神のせいにしなよ』 ナウティ・マリエッタ 生命の始まりと終わりを結ぶ歌 フリーズ・全能と死の狭間で 終末のEveにセックスを 幸せなら手を叩こう そして、いつかの最果てへ|ラカ…

夏の始まりから終わりまでを歌にしました。何かが少しでも心に残ってもらえれば幸いです。

▽あらすじ 　池田万里は、入学したばかりの中学一年生。 　ある時夢の中に神様が現れ、異世界の危機を魔法少女になって助けてほしいと頼まれてしまったから、さあ大変。 　勝手に異世界…

神宮寺彰人（じんぐうじあきと）は２０歳になる大学生 趣味は元々オタク気質でアニメ漫画ゲームが好きでコスプレは大学に入ってからハマってしまい今に至る。 自分が昔、関わっていた元剣術…

有名人の父を持つ、高校三年生の大咲泰叶。 彼の夢は父と同じ、歌手になることで、父が有名人ということを隠しながら路上ライブや動画投稿で活動をしている。 幼なじみでモデルの七瀬…

　歌が上手い主人公、立花葵は幼馴染でアイドルの草野彩音のお願いを聞き、1度だけ女装して、幼馴染が所属するアイドルグループの美少女4人に歌の指導をすることとなった。 　すると、俺…

2156年、世界は終わりを迎えたようだった。 何でも突如として地球の生命のエネルギーがすべて消え去ったようだ。 その結果起こったことは草木が腐りはて、水の浄化作用は無くなり濁…

家は代々灯台守の一族。 大正時代の終わりごろに生まれた双子の「僕」と「姉さん」は、一族最後の灯台守をしている。 音楽が好きで、歌が上手くて、笛を吹くのが好きな、自慢の「姉さん」。…

　――君に教えてもらった歌を、今もまだ聴いている。 　感情の起伏が薄い大学生男子の「私」が、明るく一生懸命な同期の大学生男子「君」と「ただの同級生としての」交流をし続けた話。 　…

雑貨店で店長として働く木村は、ある日道案内した男性から、お礼として「黄色いフリージア」というバンドのライブチケットをもらう。 そのステージで、かつて思いを寄せていた同級生・金田（…

武士の時代が終わり、明治の世が始まって十数年が経った頃。 滅亡を免れた東北の地で、妖に立ち向かう少年たちの物語。 そして彼らは『もののふ』としての一歩を踏みだす……。 ＊登…

　吉原遊郭の振袖新造、さらさは姉貴分の唐織（からおり）花魁とその情人の清兵衛に憧れていた。唐織が身請けされた後、姉に代わって清兵衛に通われるのがさらさの夢だった。 　遊女が囁く愛…

みずりさんには「それは人魚の恋に似ていた」で始まり、「きっとそれを幸せって呼ぶんだね」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば5ツイート(700字程度)でお願いします。 #書き出…

大学二年生の晴永 朝陽(はるなが あさひ)は、何となく降りた駅で、一人の少女と出会う。アコースティックギターをかき鳴らし、歌う少女の姿に、朝陽は惹かれた。 幼い頃、両親と妹・風花…