「月の少女」を含む小説

冬休みコンクールに応募し、落ちたと今日手紙が来ました。自分の中ではかなり好きな作品なので投稿します。

少女レイシィは、物心ついたときから奴隷だった。過去も、今も、そして未来もずっと、そんな現実は変わらないと思っていた―― ＊惣山沙樹さん主催の自主企画「【お題企画】このセリフを入…

おくとりょう様の自主企画　同題異話12月号「もしかして、師走ですか？私です。初めまして、あなたは。」参加作 俺の前に現れた生意気な口をきく元気な年若い少女。 大事な引継ぎをする…

『赤い涙はさようなら』、『秋日影少女』、『カサブランカの棘』、『青葉闇　タナトスと少年』の続きです。

　満月の夜。 　空から落ちてくる少女が一人……二人……え、三人目！？ 　世界中で起こる『ボーイミーツガール』……、 　だけど落ちてくる少女は、減速していない。

　何かと物議を醸した”祝言”から数か月―― 　ハーティア・ルナンは、相思相愛になれたことで更に愛の重さを加速させるグレイの狂愛を一身に受けていた。 　十四歳の少女にはなかなかハー…

私がある日見た夢の内容をもとにして書きました。 現実からの逃避。 満月の夜、寝静まった街を駈ける少女たちの青春の一幕です。きっと。 拙作『終焉の果て』がお気に召された方は、こち…

月の民の少女ルルカ。 親友の灰色砂漠耳長月兎のミケロの病気を治すため、月の浮舟で目指すのは青い水の星。

悩き多き少女たちは 自らの悩みを具現化した悩み部屋を作ってしまう!? 僕はどこまで踏み込める? どこまで彼女たちの痛みに関われる? 分からない、だからこそ僕は人と交わるん…

葛城美宝は夏休みの途中から父の実家で暮らすことになったが、その地方の旧家は特別な祭りを控えていた……。◆ タイトルは「くうや・よもすがら」と読ませます。四字熟語ではなく辞書にある…

あらゆる願いを叶える少女の前に今日も小さなお客様がやってきた。 「さあ、願いを言って！」 　ハイネットは手を差し伸べる。 「望みを言って！願いを声に出して！さあ、言葉に命を宿すの…

ある朝、紫陽花が咲く通学路で蓮見茉莉子は謎の少女と出会う。神出鬼没の彼女に翻弄される茉莉子だったが──。偶然か、それとも必然なのか。ふたりの少女の運命が交差する。 ※無断転載禁止

　人を襲う「悪魔」と呼ばれる存在が出現するようになった世界。 　その世界で生きる、御園優月という少女は母が亡き後、後妻と実父とその間の子ども達に虐待されていた。 　優月は実…

日本のどこにでもありそうな墓地に生えたドクダミ。ドクダミはとある出来事がきっかけで、昼に起きられなくなり、夜の月と話し合う日々を送っていた。そんなふたりのもとに、お彼岸でこの世に…

「＜月飼い＞少女は＜狼＞とともに夢を見る」の番外編です。 本編未読者を想定しておりませんので、本編読了後戻ってきていただくことを強くお勧めいたします。 ※本ストーリー内に本編ネタ…

――これは、＜朝＞の世界に復讐を誓った、十四歳の少女の物語―― ハーティア・ルナンは、人里離れた山の中の集落で生まれ育つ。他とのかかわりを立たれたその集落は＜月飼い＞と呼ばれる…

不倫相手に刺された男は、気がつくと小さな舟の上にいた。 一緒に乗っているのは女の子。生への執着を失いつつある彼女に、男は――

こんな寒空でマッチを売れなんてあんた狂ってるよ！ どうしてみんなこれがおかしいって思わないんだよぉぉぉ！！ マッチ売らなきゃゴミ！！ ↓前回の投稿↓ 『ひとりの人生にひとつ…

絶海の孤島で起きた殺人事件を解決するため、 デスゲームまっただなかの奴隷たちが送り込まれた。 でも、みんな素人なんだからわかるわけがない！？ ↓前回の投稿↓ 『この世界で物…

『この結界の外には黒獣っていう化け物がいて、それを倒すための不思議なチカラを持った魔法使いが存在する』 　小さな町で平凡な生活を送る秋風紅葉にとって、不思議なチカラなんてもの…