「春の風」を含む小説

とある国の小さな村に住んでいるリディアは数年前に母が死んで一人ぼっち。 叔母に一度は引き取られたが、あまりに邪険にされるので結局家に戻ったのだ。 初めて一人で迎える冬が近づき寒く…

　とある小説サイトの『書くと読む』で、日々エッセイを綴っているボクッ娘のウメチカこと星野千佳。連載を始めてから三年。そして三度の『ＫＡＣ』の挑戦。しかも目指す文字数は７７７。今回…

別れは出会いのはじまり。出会いは別れのはじまり。 出会いと別れ。どちらも心が穏やかとはいきません。 失恋したばかりの女の子。それでも前へ進んでいきます。

湘南乃風『純恋歌』を小説化してみました。　是非読んでください。

賭け事好きな祖父のせいで、見も知らぬ人との婚約が決まってしまった琴子。 結婚までにはまだ時間がある。 婚約者の彼と協力することになるのだが…… 他サイトにも掲載しています。

卒業して実家に帰るその日、あたしは春の匂いを感じて、 忘れていた感情が蘇る。

雪に閉ざされた町で、貧しい男の子と花売りの女の子が出会う。 二人の希望は、春がくれば、生活が今よりは楽になるということ。 「ねえ、春を探しにいこう」 少女の言葉で、二人で夜中…

あの日、僕に吹いたのは春の風みたいなリアル –恋– でした。

ネイティブ・アメリカンの民話をベースにした物語。太陽に恋する少女、その少女に心を寄せる春の風――

　処女作です。 　大学生の女の子が、小学校の時に出会ったウサギみたいなサクラの木の精霊について、回想するお話になります。 　学生時代に、大学のレポートとして『子ども』に関するこ…

　西ヨーロッパ、ポルトガルのポルトから、小さな恋の物語をやわらかな春の風に乗せてお届けします。ポルトのフランセジーニャが有名な小さなお店『カフェ・サンティアゴ』での、主人公「ミッ…

三世代同居の大家族の中で、明るいのんびり屋に育ったタマこと松田珠美は、校内で孤立する美少女・永山雅美と高校二年の春に出会う。 たまにぶつかり合いながらも、クラスメイトや家族に見…

冬季限定の詩を描き終えて、なんか足りないな？　そう雪解け水が渓谷を流れ始める時、足りないのは春なんだなぁ、なんて思ったら、春の詩、描いてみたく、皆様に届けられたならば幸せです。

小学生の夏帆は、小夜と二人暮らし。夕方には小夜の恋人のるりちゃんも来て、一緒にご飯を作って食べる。 隣に住むおばさんも、仲良しの友だちも、みんな変だと言うけれど、わたしは毎日とっ…

　次男坊がお父さんから「一子相伝の剣技を継げ」と迫られる話です。 ※2024/1…この『日々これ、よき日』の登場人物を使いまわした話をアップしました⇒『春吹く風は思いのほか強く』

春を待ち、雪に埋もれかけた村を救うため、アンニカは同じ村の子供ニールと一緒に春を呼びに山へ行く。厳しい雪山を進むが、突然ニールは「引き返そう」と言い出す。

明治五十五年、春、四月。 風の強い春の夕刻には、神隠しに遭いやすい、という。 立花女学院に進学した黒川葵子、十四歳。 入学前に両親の死病からの回復を経験し、大変な冬だったが、比…