たった13歳の少年と少女食べていくのもやっとの生活も寒さが厳しい冬の間は本当に生きるのも必死で読んでいて心がぎゅっと掴まれた気がしますけれど、主人公のトタラくんにはどんな時も一緒にロバのアンソニーがいたそんなアンソニーとの想い出が春という明るく照らす未来へと希望を見出しロゼッタとトタラに一筋の光となってくれるといいなぁ切なくも感動と生きることへの大切さを教えてくれる物語我が娘に読んであげたくなる、そんな御作です
親友であるロバを手放すために街を行く貧しい少年と、彼に助けられた花売りの少女が紡ぐ、切なさのある物語。綴られる文章が丁寧で、とても惹き込まれます。辛い境遇の中、春に希望を見出す二人。果たして彼らは雪の深い冬を越え、春を探すことができるのでしょうか。ぜひご一読ください。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(272文字)
私はこの物語が大好きなので、これからも読み続けます、次の作品を楽しみにしています。
全編を通じて、少し難しい文体のような感じをうけるかと思いますが、読み進めていけば、それが気にならなくなるほどの、作者様の幻想的な世界が繰り広げられていきます。人との出会いは一期一会と言いますが、この作品は、短いながらもその一期一会を読者に噛みしめさせてくれるような一編となっております。おすすめの一編です(*´ω`*)ぜひとも、作者様の世界観に触れてみてくださいませ……。