「彼との思い出」を含む小説

頭がぐちゃぐちゃになって、感情任せに書いてしまったものだけど、それでも良ければ彼との思い出話を読んでください。

　女でいたい自分。女であることを捨てられない自分。そんなあさましい自分がそこにいる。でもそれが、夫の愛してくれた私だった。 ＊花金参加作です https://kakuyomu…

海崎美夏（24）は、最愛の彼氏を亡くしてしまった。そんな彼女は、彼との思い出を追うためにとあるアプリを利用する。愛の真実と、彼女の決意はいかに。 渋谷教育学園幕張中学高校文芸部の…

大瀬羽菜は憧れの人と再会した。その彼は親友の莉子のお兄さん。 自然消滅してしまった元彼を未だ引き摺っている羽菜だが、その彼は元々お兄さんに似ていたから好きになったという経緯があ…

失恋の最中、『俺』は『彼』との思い出が詰まった、寂れた街へ向かう。癒えぬ古傷と淀む心を抱え、過去に囚われていた『俺』は、気が付くと、小さな海岸に辿り着いていた……。 ＊本作は…

11才の頃、心の支えになってくれた隣室の青年。それ以降別れたきりになってしまったが、彼との思い出を糧に日々を生きる少女、晶。 数年ぶりに戻った故郷の街。過去の罪、今後の生き方、彼…

誰しもが通ってきた青春。しかしそれは過去だけにあるものではありません。そうです、今あなたが生きている道こそが、青春なのです。

　金属ばかりのその街にはたくさんの子供たちと、個人で店を営んでいる数人の大人たちが住んでいた。 　そこで育ち十年ぶりに帰ってきた主人公は、久しぶりの機械油と錆のにおいに不快感を抱…

19歳の冬、あたしは自分の半身だと思える人に出逢い、恋をした。 実らなかったけれど、大切な思い出となった恋。 あの人は、今でもあたしの心の中に密やかに棲んでいる。 そんな恋の思…

ある男の手記。その中には腐れ縁とも言うべき内容が綴られていた。男は手記に書き記す行為を経て、何を思い出すのだろうか。

あなたは唐突に世界から消えてしまった―― 2年前に恋人を失った愛。 喪失は喪失を呼び、彼女はただ存在するだけになっていた。 心を取り戻すため、彼と過ごした名古屋へ足を運ぶ。 愛…

愛しあった彼と突然のお別れをしてしまった彼女―小山は毎日のように彼の夢をみては泣いていた。胸の奥が空っぽでずっと寂しさを抱えている。彼との思い出が彼女の胸を締め付けていく。苦しい…

全色盲の彼女が色という形のないものに苦しめられて早3年。 気がつけば、セックスは色の世界を忘れられる最高のストレスの吐口となっていた。 しかし、恋人がいない彼女は日に日に性欲を…

富士山の山頂で偶然出会った昔の彼氏。 大学生の頃、全然タイプじゃない男性なのに温かみを感じて交際を始めたものの就職と共に破局。 そんな元彼と偶然出会った今の私の思いとは… 好き…

イタリアお菓子のマリトッツォ それはこの場所において異質だけれど いつかの日、彼がもたらしてくれた 大切な人思い出の品なのだから。 今日も私は木の椅子に揺られて この緑色の美…

高校３年生の丸山優衣は大好きな部活を辞め、大学受験に向けて勉強に励んでいた。 ある日行われた模試の最中、頭を悩ませていた優衣は、ふと中学生の頃の記憶が蘇る。 「つまんねー」が…

「傘の中ではいつもよりよく相手の声が聞こえるんだってさ」 雨の日に彼は、よくそう言っていた気がする。けれど私は恥ずかしがり屋で相合い傘なんてとてもできなくて――。 雨の中、「彼」…

主人公夏（なつ）は友達が少ない。1年に1度だけ会える海が友達。そこで1人の少年天（そら）と出会う。仲良くなっていくふたりだったが、天には誰にも教えられない秘密がある。夏の思い出の話

毎月の第一日曜日に開かれる蚤の市――“カーブーツセール”を練り歩くのが趣味の『私』は毎月必ずマグカップだけを見て歩く老人と知り合う。 彼はある思い出のマグカップを探していると話す…

蒼井一颯（あおいかずさ）は社会人二年目の会社員。 彼女には、幼い頃からずっと思いを寄せ続けている一人の想い人がいた。 けれど、彼との思い出を物語るものは、既にスマホの中のメッセ…