作者様の実際の体験とフィクションを織り交ぜた恋愛ストーリーです。
主人公は19歳。とても強い恋心を抱きます。
若かった頃の恋というのは、年を重ねるとどんどん『思い出』として美化されていきます。しかし、それはそれでいいのではないでしょうか。
その時の想いが、脳に残り創作活動の意欲になったり、また生きていくうえで大事な記憶になっていたり。
人は、悲しかったり辛かったりする記憶だけでは生きていけません。
作者様は、この時の一瞬だけしか叶わなかった儚い恋の事を、とても大切にして生きておられると思います。
そして、願うのです。
自分も、相手も、今が幸せである事を。