あたしの半身

作者 静野 ふゆ

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★★★ Excellent!!!

人生と言うシャツがあるならば、そのボタンをちょっと掛け違えた
出会いとも言える。シャツが破かれボタンが飛び散ったのであれば、
ただの過去の人だろうが、未だにボタンは不揃いに止まったまま。

そんなもどかしい女の恋心は、きっとあなたの心の中にも
閉じ込められているはず。

★★★ Excellent!!!

良く、「友達以上恋人未満」、なんて言葉が飛び交うけれど、
友人より恋人が大事とは限らないし、友達みたいな恋人がいるように、友情の中に恋情があってもいいと思う。

たった一つわかることは、その人が自分にとって大切な人で、幸せであって欲しいこと。
それはガラスの破片のようにとても痛むけど、光を通して綺麗だと思うのだ。

★★★ Excellent!!!

作者様の実際の体験とフィクションを織り交ぜた恋愛ストーリーです。
主人公は19歳。とても強い恋心を抱きます。

若かった頃の恋というのは、年を重ねるとどんどん『思い出』として美化されていきます。しかし、それはそれでいいのではないでしょうか。

その時の想いが、脳に残り創作活動の意欲になったり、また生きていくうえで大事な記憶になっていたり。

人は、悲しかったり辛かったりする記憶だけでは生きていけません。

作者様は、この時の一瞬だけしか叶わなかった儚い恋の事を、とても大切にして生きておられると思います。

そして、願うのです。

自分も、相手も、今が幸せである事を。

★★★ Excellent!!!

誰にも、心の奥になくした恋がある。
思い出せば切なく、ときに折れた心に勇気をくれる記憶です。

オトナになりかけの恋には
いつだって、ついてはいけない色がついている。
許されぬ色だからこそ
心の底で輝いている。

美しい恋愛短編です。
底流にあるかすかなエロチックさが
19歳の横顔を彩っています。