「幻想 奇譚」を含む小説

2011年に突如として発生した異世界からの難民を受け入れていた日本は、2025年に彼らの出身地たる異世界へ転移してしまう。 その世界は、多数の転移国家により『剣と魔法』から『銃と…

小学生の時に出会った不思議な少年、碧(あおい)と会い続けていた美月(みづき)。高校生になってからも彼との約束を続けていた。 ある日、また碧の元へ行くと彼から、話したい事があると告…

アロイス雑貨店で働く男装の少女チルと、貴族の少年イーアは、夏の間だけ会うことが出来る身分を超えた友達。 今年も再会できる事を楽しみにしていたのに、チルやイーアの周りでは今回も色…

同人誌「水中庭園」より。全文または一部 ※エブリスタ重複投稿 「天体創造奇譚」 出会うひとびとのからだを切りひらき、えぐりだした星を空へ打ち上げる 「箱庭大系」 物語と化す鏡…

『不滅の物語～Twelve Gothic Tales』 　　黄道12星座をモチィフにした、ネオ・ゴシック譚。 　　改稿によって新たな神話との邂逅ーーになれば。 『読み違え百人一首…

【あらすじ】 明治１６年秋。 夜中に冷泉儀仗太に捕まった山菱鉄佐は石を渡され、磨けと言われる。 ★コレクション：明治幻想奇譚　イカレ陰陽師土御門鷹一郎と生贄にされる俺、山菱哲佐…

大学の夏休み、私はキャバクラで働いた。 そこで席に着いた、あるお客さんが私に奇妙で奇怪な話をしてくれた。 それは現代の暗黒に満ちた残酷な幻想譚。

－あらすじ 明治１１年夏。 山菱哲佐は博打で負けて金に困っていた。その帰り道、土御門という学友にばったり会い蕎麦を奢らせていると話は妙な方向に転んでいく。 「ではお化けが出るか確…

仕事上がりの山菱哲佐は、博打でも打とうとハーン邸に向かった。ルーレットという珍しい博打をやっていると聞いて。 地図：https://kakuyomu.jp/users/Temp…

あやかしがこの世界からいなくなる前後の話。 地図：https://kakuyomu.jp/users/Tempp/news/16817330653941652759 【シリー…

原因不明の過眠症で眠り続ける少女と彼女を取り巻く大人たち。それぞれが抱える孤独と悲哀が夢に溶け出す時、少女は夢の中で目覚め大人たちの秘密を無邪気に弄ぶーー。 森ノ宮有紗は前例の…

　いまから３０年以上も昔……まだインターネットもない時代。 　電子の海の片隅に、角川書店のコンプティーク編集部が経営する 　草の根ネットワーク【コンプＢＢＳ】なるものがありまし…

あらすじ ある真夏の日、舞台は観光地として人気の広島の古都・尾道。かつて英国貴族の血を引く女性が暮らしており、現在では住む人もいない一軒の古びた屋敷が旅行者向けのホテル「白猫亭」…

－あらすじ 明治１６年の春の初め。 陰陽師の土御門鷹一郎に一通の手紙が届く。 それは恋人が行方不明となり、探してほしいという男からのものだった。 まぁ、それで俺が雇われたわけだよ…

戦後間もない頃の日本を舞台に、怪事件に挑む退魔師の活躍を描いた和風ファンタジー作品です。 【はじめにお読みください】 ・本作は声劇用のシナリオです。 ・キャラクターの性別は定め…

全２話。 明治１５年正月あけ、俺は神社で神頼みをした。 「どうか神様！　頼むぜ！」 『お主はいつもそうじゃのう』 「誰だッ！」 どこかから酷くつまらなそうなため息が聞こえた。 …

吾輩はミケである。名前をもらった。吾輩は土御門神社の森で暮らしているが、最近たぬきどもがよく遊びに来るのである。 ミケは大きなジャコウネコで、『宵闇の口』で土御門鷹一郎と山菱哲佐…

【梗概的あらすじ】 明治１６年夏。 山菱哲佐は今日も博打に負けて知人に集って酒を飲んでいた。その知り合いが言うには友人の質屋を営む伊左衛門という男が女髑髏祟られているらしい。 あ…

【あらすじ】 明治１６年、陰陽師土御門鷹一郎は神白県庁舎に出るという鵺の退治を請け負った。その不穏な丑三つ時、ピカピカの県庁舎の上には夜の闇が固まったかのような怪異が現れた。 …

時は貞享、天下の名君、徳川綱吉の時代。 空が割れて異界の門が開かれる。 門より溢れし犬小人の「こぼると」を一目見た綱吉は深く愛し、直ちに保護せよとの命を発す。 以後もえるふ、どわ…