「嬉しいこと」を含む小説

少し前に、おばぁちゃんが死んだ。

記憶というのはやっかいで嬉しいことを常に引き出そうとします。 そして現実との乖離に打ちのめされる。 私の記憶の水底には誰にも言えないものが多く、それを取り出しながら言葉として…

私は嬉しいことがあった日、お味噌汁のお味噌の配合を少し変える。出汁の効いたお値段の高い赤味噌を増やし、ささやかな特別感を出す。 そのせいで危うく彼に私の秘密がバレそうになって──

　山田功一は国立体格研究所の主任研究員として着任した。もう二人主任研究員がいた。鈴木と佐藤だ。この研究所では人の身長を低くする研究をしている。二十二世紀になっても地球上の食糧が人…

カレー屋のランチはおかわり無料な店が多く、それはとても嬉しいことだ。 だけどもし、そのおかわりが終わらなかったら…… というシュールなお話。

嫌なことがあっても嬉しいことがあっても 疑いようもなく明日はやってくる。 昨年も今年も、その先もきっと。

本日はクリスマス・イブ。きっと、なにか嬉しいことがある日だと思います。それがずっと続いてくことが平和なのでしょう。そんな事を願って書かせてもらいました。

最強可愛い眠たげ幼女が、有名配信者に見つかって、その異常さなまでの強さ、そしてとにかく可愛い見た目によって一気に有名になる話 やる気次第で4000から5000字くらいを目安…

主人公の三田村祐樹は、幼馴染の大沢七海と共に地元から遠い地方都市に引っ越して、姉の葵と共に新生活をスタートさせた。慣れない土地での生活は、嬉しいこともあれば、悲しいこともある。良…

　「声優になりたい！」と言う幼馴染で恋人の圭子を、透真は支え続けてきた。苦しいことも辛いことも、嬉しいことも楽しいことも分かち合った。 　何も夢を持たなかった彼にとって、夢を追う…

「仲良しの友達」と「恋人」の境目って何？　大好きな美雪に告白を受け入れてもらえた紗奈。女の子同士だと手を繋いでデートをしても人目が気にならない。それは嬉しいことのはずだけれど、紗…

小学生の時の学校の帰り道。友達といっしょに歩いてたら、ふと友達に、何気ない一言を言われたことあった！ぼくにとっては、めっちゃ嬉しいことだった。

　妹を亡くしてから一週間が経とうとしていた。 　兄、白縫拓人の心の傷は癒えず、眠れぬ夜を過ごしていたのだが――。 　午前二時。 　それは現れた。 　星型のＵＦＯから姿を現す一…

嬉しいことを忘れてしまう病、嬉忘症を患ってしまった青年吹春 桜は、記憶を失う前の自分から頼み事をされた。それは、凩 夏葉を騙してくれ。というものだった。

　結音（Yuine）様の自主企画から生まれた、短い７首の短歌集です。 　この短歌集は「７月７日に『七夕』の『短歌』を詠んで『７首』upする企画」に、参加させて頂くために書かせて…

儂は佐々木武雄８０歳じゃ。築６０年の一軒家でひとつ下の婆さんと二人で暮らしておる。 婆さんと何とか二人で畑や田んぼをやって来たが、子供たちも孫たちも農家を継ぐ気がないので、流石…

第１回カクヨム短歌・俳句コンテスト『二十首連作部門』の応募作品です。 私は『愛』は様々な感覚、五感を刺激するものだとおもっております。 自身の五感から生まれた短歌が、どなたか…

今までVRMMOゲームをしたことがなかった蓮見。 だけど隣の家に住む幼馴染に進められて試しにやってみると意外に……楽しい！ 恋心が生んだ成長。 それは初心者プレイヤー蓮見に対して…

キーボードを叩きながら。 あの時、読んだ小説や漫画。 あんな感動を書けたらなぁ、と。 思ったことはありませんか？ 泣きたくなるほど。 切ない想いを文字の中で写し出せたら。 …

毎日、さして変わらない日々を過ごす中で、ふと思うことがいろいろあります。一度は考えたことがあっても、それを記憶する前にきっと忘れてしまうような、小さなこと。それを、ここにメモして…