泣きたくなるほどに・・・

進藤 進

第1話 僕は僕、貴方は貴方

人、それぞれ。

感性は違います。


泣きたくなるほどの感動なんて。


そうそう。

あるものでは、ありません。


自分の苦しい境遇に食いしばっている方。

遠くから見守ることに疲れた方。


それぞれに。

頑張っては、いるものの。


人に言うほどの。

感動も、図々しさも無いですよね。


そう、なんだよなぁ。

分かり切っては、いるけど。


夜、遅く帰ったアパート。

ただいま、と言っても。


誰も答えてくれない。

暗い部屋。


小さな君の肩が。

季節外れの寒さに震えていても。


抱いてくれる。

優しい腕はありません。


だからこそ。

君を慰める何かを。


ここに。

綴りたいなぁ。


・・・なん、つってぇ。(笑)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る