「大震災」を含む小説

関東大震災から百一年。 無辜の朝鮮人・中国人ら数千人を殺したあの日を「なかったこと」になんか、させるものか。

大地震が起こるかも知れないと不安な夜を過ごしている方に、私の地震経験（東日本大震災を含め震度６を３回経験）から少しだけアドバイス出来たらなぁと思って書いてみました。少しでも緊張の…

今回の南海トラフ巨大地震に関して、阪神淡路大震災経験者として備えのヒントになることはないか……と思いつくまま書いてみました。 今回は特に水に関してです。お役に立てば幸いです。

春を目の前にした津軽。忘れてしまった何かをずっと悔いている青年が、自分の影に宿った一人の少年と出会う。寒空の下で語り合う二人の、後悔とは、人生とは、想いとは。 読み終わった後に…

　誰もがその名を知っているあのボーカルグループ。四人組。Ｏ歯科大学出身の『彼ら』は素顔をさらすことなく一般人としての生活を保ち続けていた。 　 　この情報にあふれた時代にそんなこ…

現代で文筆業を志していた青年が地震をきっかけに関東大震災後の鎌倉に転生してしまう。古都鎌倉の古き良き暮らしを破壊する近代化の波、昭和恐慌、軍国主義へと続く苦難の時が迫る。伝統の日…

あらすじ（最後まで） 　東日本大震災と原発事故から一年が経とうという頃の、二〇一二年二月、福島県郡山市。コンビニバイトと、依存的で過保護な母から公認の女装配信が生活の全てだった…

東日本大震災から数年後に入隊し、コロナ禍が始まる少し前に依願退職した筆者が、自衛隊ネタの緩いエッセイを書いてみます。

登場人物 萬尾　香介(マオ　キョウスケ) 女オタクな高専生。 中国で開催されたゲーム大会に参加した事がきっかけで、サソリの持つ超常能力に覚醒する。 松田瑠衣　(マツダ　ルイ…

気付いたら、私が大好きな乙女ゲームの世界「天球儀の契り」だと気付いたのは、６歳。 遺跡で、起動できない端末（デバイス）を見つけた時だった。 一瞬、私は「ヒロイン？」って浮き足だっ…

阪神大震災による経済の落ち込みが被災地以外の場所にも飛び火していた。人心の荒廃、そこから這い上がろうとする下町の人達。０５４６～阪神大震災が俺の古市で買った三冊百円の安ラノベを吹…

アイデンティティを見出せず毎日を退屈に過ごす高校２年生の花澤美心はある日移動販売でパンを売る宮原笑実と出会う。 彼女の作るパンに心を動かされ笑実の営む『笑顔のパン屋』でアルバイト…

東日本大震災が起きた日、私は一階部分が押し潰されたS市役所の瓦礫の中から奇跡的に助け出された。でも私は記憶を失っていた。 自分が誰なのか、それからずっと探し続けて、１３年後、奇跡…

「じきに空が沈む」 神戸市街地の交差点。 歩行者天国の信号機の上で、スカートをはためかせる女子高生が1人、座っている。 並行世界の断層、——タイム・スクエア。 そこ…

東日本大震災で津波にのまれたツヨシは、気がつくと半魚人になっていた。 あれから十三年。 生き残った家族の変化を見守りつつ、父親としての自分がいなくても子どもたちが立派に育つのを見…

　1995年1月17日に起きた阪神大震災。 　土木系の会社に勤めていたため、２月に一週間ほど大阪の支社の応援に行きました。わずか数日ですが、実際に被災地を歩き、震災の被害をこの目…

東日本大震災による地震や津波の被害を受けなかった私の地元。しかし、南海東南海地震では確実に破壊される私の地元。その地震と津波も、いずれ10年前、20年前、……のものとなってゆく。…

サッカー少年の勇はある日、音楽室である教員の幽霊と出会う。

関東大震災時に起きた甘粕正彦による大杉栄殺害事件。二人は満州で亡霊となって集う。互いに進む道は違っても、当時の二人の心中に共通するものがあったのではないか。満州という、悲劇の歴史…

阪神大震災の語り部、峰松浩一(こういち)は急死しました。 予期せぬ事態に混乱している状態にはありますが、彼の体験小説の共同執筆者として跡を継ぐことになりました。 とはいえ、わた…