大震災で亡くなったはずの剛は、気がついたら半魚人に転生していた。
こちらの作品はこのような冒頭から始まるのですが、まずこの時点でグッと興味を惹かれます。
題材が大震災の被害者というテーマのため、重いかな?
と思ったのですが、そんなことはなく、第二の人生を楽しく生きるツヨシの前向きさ、また軽快なギャグが明るく、楽しく読み進められます。
そしてツヨシはとある理由により、人間に変身したいと考えます。
その先で待つ、衝撃の出会いとは。
先立つ人と残された人。
互いの想いが交差する先に訪れる奇跡に、誰もが感動すると思います!