南海トラフ巨大地震・地震対策 水の備え
つづれ しういち
第1話 水の備え
はいこんにちは。
このところ、宮崎での大地震、つづく神奈川での大きな地震により南海トラフ巨大地震への注意喚起がなされていますね。
みなさまの地域は大丈夫だったでしょうか。今後もまだ気は抜けないと思います。どうぞご安全にお過ごしになれますように。
私は阪神淡路大震災の経験者なのですが、こちら関西圏では幸い、とくに揺れも感じず無事にすごしておりました。もちろん今後のことはわかりませんが。
今回は残念なことに、各地でペットボトルの水が売り切れ・品切れ状態になったというニュースが流れました。防災関係機関のみなさん、小売店のみなさんが「だから普段から備えとけっつったろーが!」と歯噛みする姿を妄想してしまいました……。
災害には普段からの備えがなにより大事。かく言う私も万全とは言えないので、今後は心したいと思いました。
あ、もちろんこれは一般のお客さんが不安に駆られて買いに走っただけでなく、恐らくはこの非常時にあてこんで転売を目論んだ者がいそうだなとは思っているのですがね。もしそうであったなら、もう人非人ですね。「人にあって人にあらず」ってやつですよ。ほんま地獄に落ちろと思うわ……(溜め息)。
特に水は、あの震災のとき本当に困りました。わたくしまだ実家暮らしの身で、父の車があったのでまだよかったのですが、大きなポリタンク等で配給の水を貰って帰るときのあの重さ、大変さ。忘れようとも忘れられるものではないです。本当に重労働です。
ポリタンクがなければ、段ボール箱に厚手のビニール袋を何重かにして入れて、そこに水をつめ、袋の口を縛り、そのままキャリーに乗せて運ぶという手もあります。
そうして必死に運んだ水も、家族が多ければあっというまになくなってしまい、ストレスがハンパなかったのを思い出します。
ともあれ、水や食料などの物資については普段から買い置きをして、日にちを決めて消費してまた新しいものを買い足す……というサイクルでうまくやりましょう、ってのはテレビなんかでもよく呼びかけられているところ。気を付けたいものです。
水に関して言えば、一週間ぐらいであれば空いたペットボトルに水道水をつめて冷蔵庫に入れておけばもつそうなので、もしも電気が通っているのであればこれは一考してほしいですね。
あと、飲用以外に使うため、まだ水道から水が出るのでしたらお風呂の浴槽に水をためておくのがお勧め。これは、阪神淡路大震災のとき、友人のお父さんが揺れてからすぐに実行されてとても有益だったとのことです。震災後はいずれ水が止まってしまうかもしれないので、なるべく早く溜めにかかりましょう。
いつ南海トラフの大地震が来るかもわからない状況なので、可能なかたは今から溜めておくのもいいかもしれません。季節柄、カビは気になりますけども……(苦笑)。
ただトイレに関しては、水を流してしまうと地震のために配管が壊れていたら汚物がそのままそこからあふれ出ることにもなるので、地震後は家のトイレで用を足すのではなく、できれば簡易トイレなどを利用するのがよいかとも思います。
水道が止まると、食器を洗う水ももったいなく、使いにくくなります。食器にはラップをかけてその状態で使用して、水洗いをせずに済ませるようにすると、水の消費がおさえられるのでよい、というのも見たことがあります。ラップは少し多めに備蓄しておくほうがいいかも。
今回は水まわりのことをざっと思い出すまま書いてみました。
みなさまどうぞ十分な備えをされて、ご安全にお過ごしになれますように。
南海トラフ巨大地震・地震対策 水の備え つづれ しういち @marumariko508312
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