「共感覚」を含む小説

共感覚を持つ女の子たちの話 【 ご注意 】 ※『KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～』参加作品 第7回お題：色 ※百合風味注意 Star…

2024年、世界から色が消えた。 原因不明。すべてが白黒の世界だ。 年老いた音楽家アリアは、音楽で色彩の記憶を表現し、人々に希望を与える。 アリアの奏でるピアノは共感覚で色を感じ…

〝見代　愛彩（みしろ　あや）〟は「人の感情が色で見える」という〝共感覚〟の持ち主。 　世の中は、それはまあ、複雑で。 　人それぞれ、文字通り色々な感情を抱えていて。 　ただ見て…

わりと多くの人が見えてるらしい。 KAC20247、色。

私には、人の色が見える。 その人が、今、どんな状態なのか、どんな感情を抱えているのかが、ぼんやりとわかる。 だからといって、何になるわけでもない。 それだけのことだと思っている。

女は人の姿に色彩を感じる能力を持っており、それを活かして占いをするが、その代償として身体は疲れ果てていた。 KAC2024第7回『色』参加作品

〈僕〉、水野ヒカルは生まれつき特殊な共感覚をもっていた。危険を知らせる人や物は赤色に、幸せや安心をくれる人や物は薄青色に光って見えるのである。 その体質を気味悪がられて人付きあい…

※ファンタジーではありません。 共感覚のお話です。

共感覚というのはやっかいだ。世間一般の人々とは物事が違って見える。ひとくちに共感覚と言っても、味覚、聴覚、視覚と影響はさまざまなのだが、私は視覚に影響が表れるタイプだ。

　オレ達はまわりから‘‘障害者組’’って呼ばれてる。 　理由はそのまま、形式的に障害者の枠から外されたけど、世間一般的にはまだ障害者扱いされていたり、障害者じゃないけど理解されな…

中学二年生の私は、冬休みが終わっても学校に行かないことに決めた。 意地悪な先生、体育のバレーボールでミスをすると舌打ちするクラスメイト。 聞こえてくる恋バナの嬌声は、全然きれいな…

少女の「能力」が引き起こしたさまざまな不幸と、その末路。

地方巡業とオカルト探索 ■主に人物（随時更新） ・早村聡瑠 　１５８／５３。仮リーダー。紫担当。ビジュアルその他全般担当。黒髪、清楚系。十八歳。休日は家から出ずにネットサーフ…

女子中学生の島﨑尚弥は地毛が金髪だ。そのことで周りからも、大人からもとやかく言われながら育ってきて、今も尚、とやかく言われる。 男子中学生の島﨑香折は人と目を合わせることがどうし…

「白薔薇」の異名を持つ美しき侯爵令嬢チェリフィア・ノアルージュは、社交界の爪弾き者だった。 原因は王国で絶大な権力を誇る父親…――あくどい手法でいくつもの名家を没落させ暗躍する「…

陽芽高等学校の2年生、藤井悟と桧川ひらき。彼らの学校では謎の遺失物事件が相次いで発生する。 「音に触れる」「感情を色として捉える」共感覚を持つ二人がこの事件の解明に挑戦する。 「…

大学留年中、放課後。寄り道をしながら歩く私たちは、見慣れぬある店の前で足を止めた。

学問や芸術が好きな引っ込み思案な性格の奏と、とても元気で気になったことは何でも挑戦してしまう彼女の友人の心の人間模様を描くお話です。