「中編 探偵」を含む小説

　歌ヶ江（うたがえ）トキヲ、二十四歳。百九十一センチの長身と、青みがかった銀髪に灰色の目を持ち、すれ違う誰もが振り返って二度見するほどの美青年。 　――なのだが、本人は目立つ容姿…

街に時の探偵の噂が広がるが―

これは難解な推理小説や 壮大なサスペンスドラマではありません。 ちょっと変わったJK探偵が 少し不思議な能力を使って依頼を解決する ゆるふわ日常系小説です。 小数点話は幕間 整…

　もとは、とある「癒し系ヒロインが登場する物語」のコンテスト用に書いた中編ファンタジー（一応…）です。 　題名は「エル・ベスティド・ド・ダマ・イ・エル・モスケテ」と読みます（ス…

織田信長は、桶狭間にて今川義元との合戦に勝利した。 大将首を取った者に褒美をやろうとした信長であったが、誰が殺したのかわからない。 容疑者は羽柴秀吉、前田利家、明智光秀、柴田…

※注　某名作ラノベの題名っぽい名前にしますが、関係はまったくございませんｗ 　気がつけば、長編・中編・短編含め、カクヨムにもけっこうな量の作品をUPしております。 　故に作者ペ…

とあるぱっとしない観光地で起きた謎の墜落事故 真相を追及するのは無駄に美男・無駄に長身の探偵、宇藤木海彦。彼のお守り役である和気みずるは、何を考えているのかわからない探偵の奇行と…

ある日、いきなりあらわれたオレンジ色の訪問者。 毛がふさふさで、小さくて、調子っぱずれのカワウソ（もどき）が私に告げる。 「ウソはついちゃダメ！」 「は？」 妖怪？　神様？　…

声優に転身した御堂刹那は、自分が出演した作品の聖地巡礼ツアーに参加する。 ところがツアーで訪れる先々で謎の『霊』を目撃する。 『霊』は一体何の目的で現れるのか、その裏に隠された秘…

学生、三倉智は絶望していた。 ある日の朝、目が覚めるとそこにいるはずの母親が姿を消していたのであった。 私立探偵、樫木啓太郎は笑っていた。 事務所の家賃を払う目途が立たず、それ…

◆『有栖川すみれの任務』前編（第2章まで、全9章構成）のあらすじ しがない男子高校生である成海隆一は、ある日、学校の屋上に繋がる階段室で、建造物侵入・器物損壊事件の現場を目撃する…

※「探偵 山田太郎と記録者 横須賀一の物語」の続編です。読了済みでないとネタバレを含むので注意。 ※ミステリーというよりふんわかオカルト（土着信仰）という形です ※グロテスクな描…

　――〈蒸気都市〉帝都 　蒸気と煤煙の煙るこの大都会には無数の凶賊がうごめいている。 　そんな中、ある賊の話は特によく人々の口の端に上っていた。 　全都に警察あってなきがごとし、…

【「ネット小説大賞（第7回、第9回）」一次選考通過作品】 　いつのまにか死んで、転生してしまった主人公。魂だけが転生して、別の人間の肉体に入り込んでしまったのだ。 　転生先は、異…

加藤白夜(23)は都心に豪邸を構える一条家の住み込み看護師だ。 一条家には精神を病んだ住人が複数名暮らしている。 お抱えの精神科医針間と共に一条家の謎を紐解いていく先に、見えるも…

※なろうに掲載済みの中編ミステリを、長束直哉／NAGATSUKA Naoya様による自主企画「カクヨムミステリーズ Vol.1」向けに全面的に改稿したものです。 　女子高生五…

無口な先輩と、おしゃべりストーカーな後輩の回想劇。 とある雨の日、二人は偶然にも、事件の現場に遭遇する。 ナイフを持った男と、腹から血を流す女性。 先輩が推理する犯人は―― …

【完結済・原稿用紙１００枚】 クリスマスイブの夜、吹雪に閉じ込められた山荘で、殺人事件が！ 稀代の名探偵、佐野光太郎は考えた。 容疑者は、この山荘にいる人物。四人組の大学生…

この世に跋扈する、蠱毒から生まれた怪物『人鬼蜘蛛《じんきちちゅう》』。 その怪物に呪われた女子高生鷺沼もえぎは、偶然居合わせた自称霊媒探偵の男雨桐桔梗へ呪いを解くために依頼をする…

　序章～第五章までが「問題編」、第六章～終章までが「解決編」です。問題編においては、主人公の完全一人称視点で物語は進み、謎を解くために必要な情報はすべて提示されます。叙述トリック…