「不可解な」を含む小説

この小説は、2011年に魔法のｉらんどで公開したもので、2024年に少し修正しました。

カクコン10短編、応募作品。 ファンタジー短編でランキング6位(2024/12/31)。 前編、後編の全2話。 楽しんでいただけたら幸いです。

この世界には周期的に魔王が誕生する。 初代勇者が存在した古から遍く人々に畏怖の象徴として君臨し続ける怪物。 それは無数の魔物が巣食う、世界の中心地に忽然と出現し、クライスター…

　主人公の末成 千道は、ユーサネイコーに転移した。世界が滅ぶ予兆を聞いたので、人々を守る組織であるソフィスタに入団する。解決するには、八人の団長たちの力が必要だと考えた。そのうち…

主人公 戸塚結実(トツカユミ)は平凡な日常を送る、ごく普通の女子中学生だった。 ある日彼女が帰宅すると、両親のバラバラ死体がリビングに転がっていた。 それを目にした瞬間から、彼女…

化学研究所で起きた不可解な焼死事件――研究員の村上直人が「青い炎」に包まれて密室で命を落とした。事故か、それとも計画的な殺人か？事件の現場に残された手がかりはどれも謎を深めるばか…

この小説は以前どこかで書いていたものです。再編して出すことにしました。 九州の少し北に浮かぶ飯見島（いいみじま）。 かつては少ないながら人が住んでおり、複雑な潮流と島を取り囲む…

恋愛には奥手で恥ずかしがり屋の主人公。 王都に呼び出された理由は、王家から伴侶の打診だった。夫となる者との距離感に戸惑いつつ、領地に帰ることになる。 しかし、女辺境伯として立つき…

詩集です。形式に関わらず、心動かされたとき、感化されたときにふと書いています。 趣味で書いているので細かい推敲はしていませんが、よければご覧ください。

私の名前は木端椰子殻（コッパ　ヤシガラ）。人は私をミステリーハンターと呼ぶ。ミステリーハンターとは、いわゆる霊媒師のようなものであると思われがちだが、実は違う。私には霊は見えない…

【思い返してもよく分からないし、分からなくても良さそうな事】 X（Twitter）にて「#あれなんだったんだろうと思う事」を付けて投稿している、私の記憶の中にある不可解なエピソ…

標高1000メートルの霧深き山荘で、社長・高木が密室内で刺殺された。ドアも窓も内側から施錠され、足跡すら消えた不可能犯罪に挑むのは、探偵の橘透と助手の宮沢。部屋の床に残る油の跡と…

密室、消失、千里眼、物理、謎の手紙などからなる、5章の本格ミステリー。 1章ごとに完結します。 【第五章　五つの息子】は2025年1月5日午前零時に第1回を公開。その後、毎日午…

※2024年11月12日（火）（1388記事目）〜 の記事が掲載してあります。 ※Season１１になります。過去の記録は Season１０：（https://kakuyomu…

海辺の町「汐見町」― そこは、静寂に包まれた、忘れ去られたような場所。都会から逃れてきた小説家・水野浩は、そこで不可解な出来事に遭遇する。 夜な夜な響く、海の底から聞こえるような…

父の再婚で新しい母親と妹ができ楽しい家族生活を送れると思った真であった。 内気な妹の美琴と徐々に仲良くなり打ち解けるようになってきたのだ。 だが、ある日真の周りで不可解な事故が起…

馴染みの古本屋で、奇妙な手記を見つけた。不可解な出来事が数多く書かれている。ホラー短編集のようだが、都市伝説の備忘録のようにも思える。フィクションなのだろうが、妙なリアリティをも…

大企業ザクシャルに勤めていたOL「心瀬舞奈」（ここせ　まいな）は、上司や同僚たちから様々なパワハラを受け追いつめられた挙句に退職を強いられ、引きこもりとなっていた。 しかし数年…

　千年続く小国に不穏な影が迫っていた。隣国が侵略してくるという。不可解に思っていたラスティは、古くからの友人でもある王と王弟に呼び出される。彼らはラスティに国を出ろと命じた。一振…