「どこにでも」を含む小説

秤の聖女から、あなたへ

斤量と体力が比例するどこかの世界で、擬人化された紙たちが魔王討伐に出かけましたとさ。 どこの世界の話か知らんけど。 ファイター 色上質赤(厚口) 脳筋すぎてギルドで受けられる仕…

　大学を卒業した後、いわゆるUターン就職してから４年になる。 　同居している両親のいいつけで、隣家から垣根を越えてくる枝の始末にかかった俺……生田費人（いくた　ちかひと）の前に現…

双子の兄妹「ミラー」と「アイラ」は、ある日、亡くなった父親の書斎から大量のカギを発見する。 家に秘密の場所があるのではないかと探り始めた二人だが……？

神と人と妖怪が住まう日の国。 そんな世界の日常の一編。

どこかの星のある国についてのぞいてみませんか... 現実のようなフィクションをお楽しみください... この中にある国や人物はさらにほかのところで書いていこうと思います

青を纏う旅人からあなたへ

どこに行くかもわからず、どこを行っているのかもわからない……そんな男女二人の旅の短い記録の積み重ねです。

ナターシャは学がないと親に叱責されるのが当たり前であると思い込んでいた。有望な夫を見つけられなければ将来はどこかの貧乏貴族の女中か娼館行きであると、男を拐かす事ことを考えるよう言…

主人公の『山川リク』は、ある日罰ゲームで一人の女子に告白する。 その相手が、近寄りがたい雰囲気を漂わせる、深窓の令嬢。『氷室ルカ』だった。 返事は、「考えさせてほしい」と言われる…

実乃里（みのり）は、なんてことはない普通のOL。 恋愛とは無縁の人生を送ってきた実乃里に、噂でよく耳にする「あちらのお客様からです」のイベントが発生している。 しかし、そのシチュ…

続きはどこかにあるとかないとか

自己を「男」と称して、俯瞰したカメラで追って行くも、それ自体が撮影事故だと気付き、すぐさまエッセイ・ノンフィクションスタイルにチェンジ・マイ・マインド。1500文字の6回連載と言…

ｿｫｰ |ω・`)ｺｿ

　遠い未来、どこかの並行世界。 　この世界では、人類の天敵『使徒』の出現により、人間は絶滅寸前に追い込まれていた。 　100年に渡る戦いの最中、スラム街の悪ガキ『イヴ』が不思議な…

多才かつ優秀、なんでも人並み以上にできてしまう先輩、深雲さん。 そして、持ち前の不器用さと視野の狭さからいつも損をしている霧島海。 たまたま同じ大学で出会っただけの縁、それでも観…

「ねぇ、私と一緒に子作りしない？」 寒い夜、自分の家に帰っていた西河寿は、迷子になっていた美少女と出会った。彼女はとても綺麗であったが、服装は今の時期には合わない露出の多…

雪が降るクリスマスは、ホワイトクリスマスというの。その雪は、恋人たちへの神様からの祝福なのよ―― その言葉は、もう顔も思い出せない亡き母の言葉。 小学五年生のその日、夏木由利は母…

クリぼっちは寂しい。 雪の降る寒い夜だと殊更それが身に染みる。 だから仕事で披露して変なテンションになってしまった俺は道端で思わず叫んだんだ。 「クリスマスなんて……。クリスマ…

連載5年目にして書籍化しました。書籍版のみの書き下ろしエピソード（芯条と沙鳥の初テレパシーの話など）を加えて、カドカワ読書タイムより発売中です。 【あらすじ】 中学生の男子・芯…