「瞬間」を含む小説

自主企画　[同題異話「春はまだ青いか」]参加作品です。 企画名を見た瞬間この話が浮かびました。 素敵な企画、ありがとうございます。初心者ですが、参加させてくださいm(__)m

海を描いた。 海を愛していた。 命が終わるその瞬間まで。 さようなら、何よりも愛おしい海。

罪あるものを無罪としなければ俺たちが殺される。そんな理不尽な裁判。それが『悪魔裁判』。 気が付くと知らない場所にいた。 その世界で出会った俺たち６人と裁判長と名乗る天使だった。…

2100年、日本では犯罪者が爆発的に増えた。 警察だけでは手がまわらなくなり、そこで、警察より鼻が利き、足の早いTV局やマスメディアに一定の責任を条件に、犯罪者（容疑者）を逮捕し…

　二階堂俊はどこにでもいる普通の、少し斜に構えたところがある高校生だった。そんな彼は、教室の中で不思議な声を聞く。その正体を探ろうと周りを見渡すが、そこには誰もいない。そして次の…

神樹様の上で暮らしていた少女、ミカエラはある日、「魂の花」と呼ばれる花を取ろうと高い枝に登る。その魂の花を手に入れた瞬間、彼女は自分の中に眠っていた誰かの記憶を思い出す。 彼の記…

なんやかんやあって、誰かに触れると手をつなぐことに。 しかしその状況を吉ととらえた主人公は動き出す。 すべては気になるあの子の開いている片手をつなぐために！！ ↓前回の投稿…

ハンドスピナーとかＡＩとか、もうやめてくれ。けん玉の時代がどんどん遠のいていくじゃないか！けん玉クロスの流行った瞬間はうれしかったんだ。まあ本当に「瞬間」だったんだけど。

私がまだ幼かった時分の不思議な体験である。

交通事故で両親を亡くした朔と律。引き取られた祖父母の家で二人は、平穏な日々を過ごす。——————あの瞬間までは。

何気ない生活の中で、ふとした瞬間に”彼岸”への道は開かれる。 高校一年の遠野暁は零感に近いが、時折霊を見てしまい怪異に巻き込まれることがある。その度に高校二年の姉、遠野佐月に助け…

「不純異性交友には厳しいくせに、女子高生が二人で手を繋いでいたとしても何も咎められないのよ」 「……繋ぐの？」 「まさか」 　自分は彼女の代役で、彼女は自分の現実逃避。 　そう…

【恋をした瞬間、叶わない事を悟った。だから、自分の思い通りになる、愛しい人のクローンを造る事にした……。】 ※佐都 一(さみや はじめ) 様主催の、「匿名短編コンテスト」参加作…

自作小説『そして俺が彼女と別れないことを決めた理由』からのスピンオフ小説。 白石和哉はイベントサークルを主催している大学生で地元ではそこそこの有名人であった。 ある日、新入生向…

　二月二十二日、午前二時二十二分二十二秒のことである。夜更かしをしていた人たちはその瞬間、寝入っていた人たちはめざめと同時に理解した。 　今日は、かぶった猫が見える日である。 　…

白いワンピースの少女の描かれたつまらない絵画が灼ける瞬間最高の芸術となったのを見た人物は、炎こそすべての真実であり、高次の存在であり、「私」の求める最高の芸術だ、と知ってしまう。…

学園ボーイズラブ。 学園の王子様×平凡な少女趣味を隠す男子生徒 「俺は出会ったんだ…！お姫様に！」 「いけないことなのに、こんなの変な事なのに…でも、着てみたかったんだ」 □…

大学受験に失敗し、自分の人生に絶望した少女:久留米舞は、親に追い出される形で、知らぬ土地での独り暮らしを行っていた。 常に決まりきった生活を繰り返し、死の瞬間をただ待つだけの…