「ただわたしだけが」を含む小説

わたしは彼が好きだ。でも彼はわたしの想いに気づかない。今までも、そして、これからも。

落書きみたいな。不定期更新。

双子姉妹の奈々と寧々は、向かいに住むコータのことが好き。 コータのとなりはいつだって寧々の指定席。 寧々のような可愛い女の子に、わたしはなれない。 そう思って、コータへの想い…

中二の二学期にきららのクラスに転校してきた高見くんは、おとなしくて愛想もなくて、きららの友人達いわく、他クラスに入ってきたイケメン転校生と比べて《期待はずれ》。 だけど、きららだ…

あるものがなくて、ないものがある。 楽しい悪夢を見て、まっ白な嘘をついて、あなたとわたしに似た人がこちらを見てくる。 どこにもいけないと思っていても、どこかに連れていかれてしまう…

吉野智夏（ちなつ）高校2年の17歳。 中学の頃、わたしは人との距離感がわからなくなっってしまった。 友達とクラスメイトの境目は？ でも周りが全てただのクラスメイトだとしても、この…

兄には好き嫌いがある。 ニンジンである。 ニンジンだけは何があっても食べようとしなかったのにある夜、急に食べ始めた。 一体何があったんだ？！

午後5時55分から6時までの放課後の教室。 彼の時間を独占できるのは、たった5分のあいだだけ。

少年が見たのは、水底の都「水源京」。 それは、泉沸き立つ神秘の都。 全ての命をはぐくむ、水の原点。 あらゆる命が暮らすその都で、彼は一人の少女に出会う。 「私は、もうすぐ消え…

わたしの幼なじみには、秘密があった。彼女が蚕に触れると……。 ゆきのまち幻想文学賞第31回佳作。

泰山府君×代書屋のお嬢様が後宮に隠された謎を解く!? ▼第8回角川文庫キャラクター小説大賞奨励賞をいただき、改稿の上書籍化されました https://kakuyomu.jp/m…

わたし、凛苓は、焌燕の第一皇女です……名目上は。 前皇后だったお母さまが亡くなってしまったことから、皇帝陛下が寵愛していた側妃さまが皇后になったこと。 更に、わたしの瞳の色が左…

私達は、忘れていたのかもしれない。 わたしは、忘れたくなかったのに。

わたしは量販店で働くパートのおばさん、いや、おねえさんにして欲しいと思うアラサー。 仕事はキツイけど、子供のためにエンヤコラ（古い）と毎日働きます。 そんなわたしの癒やしは、レジ…

つまらない学校生活、友達がいなくたって、ぜんぜん平気。 だって、わたしにはいつだって彼ら（推し）がいる―― 思春期の輝き、どきどきが止まらない。 推しとの出会いがわたしを変えて…

高校教師の吉野は、不思議だった。 学年一位の八重津さくらが、古典のノートを提出しないことが。 ノートの提出を拒む理由がわからない。 いったいノートには何が書かれているのか…… …

アラサー独り身女子が日々思う、しょうもないこと。 こんな普通の人間でもちゃんと生きてます。

　◆講談社ラノベ文庫様より2021年11月2日にライトノベルとして出版されます！ 　　どうぞよろしくお願いいたします 　俺の学校には『向日葵の女神』って呼ばれる美少女がいる。 …

密やかに逢瀬を繰り返す「わたし」と「私」。二人はお互いの躰の一部を切り離して交換する。愛の証として。 薬指を、眼球を、心臓まで。躰を喪いながら充たされてゆく、二人だけの理想郷。し…