「猫猫 猫猫猫」を含む小説

眠れなくなって、二十一日目。公園に夜な夜な集まる、パジャマ姿の少年少女たち。彼らだけの夜。彼らだけのビー玉遊び。猫たちは、見守っていた。

　少女剣客・野々宮濃紅は風呂場で男とばったり鉢合わせた。即座に殴りとばそうとするも回避されて逆に激しい折檻を受ける。何度も頭を踏まれながら濃紅は、この男の正体は犬神で、彼の兄弟を…

七が三つ。それが意図せずに起きてしまったピエロの話。 いまでは『元』ピエロ。

奈良の大学に通う大野さえは、趣味のネット小説を止めようかと悩んでいた。 するとそこに、謎の猫が現れて……。

好きなこと。癒されること。物の感じ方。 そんなそれぞれと、たった一つの共感で得られる連帯感に、 春宵物想う若者の独り言。

黒猫のシピとくらす、代書屋のおじいさん。　おじいさんはある日、「自分のためには文字を書かないの？」と問われますが……

◆あらすじ 『ごめんなさい、あなたを現代社会から『追放」します。』。 　平凡な高校生だった丸木　汐（まるき　しお）はある日突然、女神から『覚醒遺伝による魔族の子孫』だと告げら…

KACお題シリーズ。 初参戦の今回、ずっと日常系現代ドラマで攻めておりました。 そんな現代ドラマの裏で、こんな現代ファンタジーもあった……かもしれない|ω・)

　十二歳の小学六年生の女の子、雨宮つゆは悪い魔法使いに魔法をかけられて月を見ると猫になるようになった。

　天宮星（あまみやひかり）が入学した高校に教育実習生としてやってきたのは、あの雨の公園で傘も差さず、一匹の捨てネコに寄り添っていた、結城昴（ゆうきすばる）だった。 　最愛の父を…

カクヨムKAC2021参加作品。第5回「スマホ」です。スマホに嫉妬した猫がスマホを肉球でベシベシやるだけの話です。

KAC20215··········｢スマホ｣ わたくしは犬である。 ご主人様はわたくしの他に猫を飼っているが、わたくしのライバルは猫ではない。 すまーとふぉんというヤツである…

短歌とはあなたの感性、情感など普段抑えているものを解き放つ力があります。 湯川秀樹先生などの物理学者な理系の方々に愛されていたり、精神的に悩みを持っている方にもおすすめだといわれ…

丸井家の飼い猫テツには不満がある。片時もご主人の側にある、無口なあいつ。四角いボディに1つ目をつけたあいつが、テツは気にくわない。

私は彼氏と同棲している。しかし、彼はあまり私に構ってくれない。手の中にある長方形の板ばかり眺めている。つまらない！　しかも板の中には私よりも若い女がいる！　浮気なんて許せない！ …

『七ページ目を追いかけて』の『三つ目は猫ノ集会』から、主人公たちが辿らずに済んだルートです。 主人公たちは猫たちに「無罪」と見なされた。なら、もし「有罪」と見られていたら？ ※猫…

いつものように書斎で愛する本と過ごす『わたし』のところに顔を出したのは姪の琴葉と猫のマオ。 どうやら琴葉は随分とお怒り。 何故だと困惑する『わたし』は、やがてマオがしでかした失態…

猫が黒いものを弄んでいるのに気付いた私は、一瞬ゴキブリかと思って悲鳴を上げた。でも── KAC2021参加作品です。第4回お題：「ホラー」or「ミステリー」

人のルール 猫のルール そこに同意はあったのだろうか？