猫って、確かに車の前に飛び出してきますよねぇ……。
ちゃんと、こっちを見て、目があって確認してから飛び出してくる事だってあります。
あります、あります!もう、轢かれたいのかよ!!と思うこと。
そんな、人間側視点の事情と、猫としては、どう思って車道に飛び出してくるのかって事情を、猫視点で両方から書いたお話です。
この話、免許更新の時に、違反者講習のプリントの中に入れておいてほしい。
かたっ苦しくて、なかなか頭の中に入らない、小難しい教本の中身よりも、頭の中に入りやすいと思うんだけど、どうかしら?
短編で、すぐ読めます。ぜひ一読して貰えれば、上記の私の意見に賛同してもらえると思います。
視点の違いなのだ、と思う。
すごい考えさせられた。
自分は車は運転しない。
免許はもっているけど、あの凶器をふりまわす勇気は最後まで持てなかった。
マイナンバーもあるし、返納してもよいかなと思いつつある。
今住んでいる所の近所は、老人が多く、
そしてスーパーがない。
列車も一時間に2,3本といったエリアだ。
当然のように、慣れた道を老人たち、おじさんたちが、
おばちゃんたちがアクセル全開で突き進む。
歩行者をみたらアクセルを踏む。
自転車をみたら幅寄せする。
細い道でよけてもお礼どころか減速一つしない。
でもそれも視界の違いなのだ。
見てるものが違うから感じ方も違う。
うん、この作品はとても深い。
ぜひ、車を運転するすべての人に読んでほしい。