「幽」を含む小説

▼前作、第一章から第十四章はこちらです。 続三国志演義─通俗續三國志─ https://kakuyomu.jp/works/1177354054884106768 ※ 陸機と…

高校生の男『透間幽莉』はある日突然怪鬼と呼ばれる化け物に襲われてしまう。気が付くと幽莉は見知らぬ異世界に来ていて ※異世界ファンタジーですが、地球を舞台にした話も出てきます。異…

『少年』は唐突に、前触れもなく、『獣』から語られた――この世界を救い、今は絶望の真っ只中にいる魔法少女たちを救え、と。 『少年』は三人の魔法少女――神堵（かみかき）イノリ・幽（か…

最上位治癒魔法――人体蘇生――。その術があると安心していたせいか、モンスターに親友と両思いだった女友達が殺されてしまう。治癒術師に人体蘇生をしてもらうのだが、生き返った二人は全く…

「魔導図書委員をやってみないか？」 「はい？」 季節は入学式シーズン、 四月上旬。 突如、国語教員から謎の勧誘を受けた、平穏モットーの高校二年生、柊木 幽（ひいらぎかすか）…

未曽有の天変地異に襲われた東京都は、サイバネとオカルトが支配する異形の都市へと生まれ変わった。 都市の一角で『人殺し以外の事なら何でも請け負う』万屋稼業を営む青年・火門再牙は、あ…

「スクロール、オープン。これより事象の反故を開始する」 　文字を言葉で打ち破れ。 　遠い未来、人々は『神様』の存在を完全に絵空事だとしか思わなくなっていた。 　そんな時代の少…

「貴様、俺様の姿が見えるのか！」 そう叫ぶのは、迷い込んだ森で突如目の前に現れた豪華なローブに身を包む半透明の男だ。 名をアデル・マッティアと言い5000年前世界を征服した魔王…

　宮藤公継のクラスには、留学生がいた。 　真っ白くて、三角の耳と大きな尻尾を生やした留学生である。 　樟倉寺瑞葉、　彼女は幽世――つまりは異世界から留学してきたお狐様だ。 　…

今年の春から大学生となり、一人暮らしを始めることにした主人公遠山秋人と、そこで出会った“幽”霊の“ユウ”ちゃんが繰り広げる波乱の物語です。

　「幽獄」。1997年原初のMMOVRとして、エンジニアの間で遊ばれていたゲームの名前だ。テストを重ね、2005年、一般向けに発売された。しかし、2005年、「幽獄症」と呼ばれる…

新人賞受賞から五か月、突如『出版中止』を言い渡された新人作家、登戸（２０歳）。 彼は受賞の喜びで大学を中退しており、学生でも作家でもない身分で途方に暮れていた。 同時期、編集部…

滅亡する蜀漢から逃れて流浪の身となった劉禅の末子、劉淵。晋に復讐の兵を挙げ、河北の支配権を賭けた陸機との会戦に臨む！ 三國志演義につづけ！と明代に書かれた二番煎じの二次創作『新…

間違って鬼籍に名前が書かれてしまったが為に死神に追われる男子高校生。 一方、あの世で鬼籍を作る生活しか知らないバンシー。 その片割れのバンは現世を知りたくて脱走するが…… 鬼籍…

朔は眠ると必ず夢を見る。それは決まって正夢になる。 姉は「幽体離脱」と言うが、この体質が何と呼ぶかはどうでも良い。 最近は現実と夢の世界が入り混じり、自分がどちらの世界の住人なの…

※各所に投稿したりなんだりしたものを掌・短編集として文庫化、頒布したものの再録です。

黒木あるじ「怪談女」（『幽』vol.13「怪談実話コロシアム」より抜粋） 中山市朗　「怪談狩り　自衛隊怪談」（『幽』vol.25より抜粋） 安曇潤平「典子ちゃん」（『幽』vol.…

霧のかかる川をゆく一艘の舟。 舟の上には船頭の男と老女、そして船尾に座する青年。 その上で船頭によって語られる不思議な木の物語。 なぜそんな話を老女に聞かせるのか。 舟はど…

例えば、右を選んで進んだ時、もし、左を行っていればどこへ行っていたのか、と。 どんな風景と出会い、どんな人と出会い、どんなことが起こっていたのか。 逆に、出会ってきた風景や人、経…