「大学もの」を含む小説

はじめまして、なにかちゃんです 僕は双極性障害Ⅱ型とADHDを併発している社会人です。 プロフィールはこちら ・血液型…O型 ・好きな色…あさぎいろ ・性格…真面目（なのがだい…

以前に別タイトル・別ペンネームで掲載していた作品の全面改稿版です。大筋は変わっていませんが、冒頭と結末を新規に書き下ろしたほか、全体に修正を加えています。約15万7千字（付記・参…

　時代は平成から令和へと移り変わる時。 　日本には未だに妖怪や幽霊の仕業によって命を落とす者も存在していた。そんな害悪を長年祓い続けている一族がいた。それが天皇であった。天皇は三…

　非正規軍の虫カゴ（インセクト・ケージ）。 　そのインセクト・ケージに奇妙な依頼が舞いこんできた。 　地図には載っていない「名なしの島」。 　その島にいるバケモノを退治してほしい…

大学院生のとき、ぼくには梁くんという同期がいた。しかし卒業が近づいてくると、梁くんは塞ぎがちになってしまう。それからしばらく経ち、海外出張から帰ってきたぼくのところに、梁くんから…

斎藤修二はどこにでもいるサラリーマンだ。 大学の経済学部を出た後にはそのまま故郷の比較的優良企業に勤め、もう三十も近くになるが女性との出会いもなく、日々変わらない業務をこなす日々…

22世紀の世界は平和だった。 エネルギー問題は解決され、世界からは戦争がなくなり、多くの国は一つにまとまった。 満ち足りた世界。 それでも人々は永久的な発展を望み、さらにその上の…

　才色兼備の女子高生夏川リサが「呪いの手紙」ブームの最中に惨殺されてから一年半。同級生たちは大学生になったが、巷で新たに死者が生き返るという「死者の書」が流行り始める。 　同じ…

地元でベンチャー企業を経営していた若き経営者である大空航平は、取引企業が倒産し見込んでいた売り上げが消滅するという危機に直面していた。これからどうするかと悩む航平の下に、大学時…

俺がその板金屋と出会ったのは、大学を卒業して所謂フリーターになった時だ。ちょっとした縁でガソリンスタンドで働くことになった俺は、ある日、その板金屋に修理する車を持っていくことにな…

　大学卒業を半年後に控えた時、「おかん」が背中や腰の痛みを訴えだした。女手ひとつで育ててくれた「おかん」の体には、長年の疲れが溜まっているのだろうと考えた「おれ」は、その体をマッ…

「江戸時代に鎖国をしなかった日本が近代化したら・・・」というIF小説です。 「架空の世界線の日本の大学の教養科目の授業で使われる教科書」というコンセプトで歴史書を書くという感覚で…

大学３年生となった津久見弥生は同棲している彼氏と倦怠期を迎えていた。そんな憂鬱な心に追い討ちをかけるように季節も梅雨へと移行する。いつも通り雨が降っている朝、弥生は授業に行く前に…

大学一年目の夏、僕はオッパブに通い詰めていた。 あの暗がりでギラつくミラーボールの下で、顔も見えない相手との会話が好きだった。

大学四年生の花本朔良は『サクラ』のバイトの葬儀で人気アイドルグループASKETのナツ（里村夏生）と再会する。 朔良は大学一年生のとき、同じ講義でナツと一度だけ会話していた。完璧な…

高校生のときは、小説家になりたいと思っていた。大学生のときも、大学院生のときも。夢を追うには経験と先立つものが必要で、今までの学びを活かせるところに就職した。 これは、ひょんなこ…

「あなたも、あぶれた人？」 静かな日々を過ごすヨドノシュウは、ある日開催された大学の卒業同期生たちを集めた同窓会で、ミシマジュンコと出会う。 互いにあぶれ、日々を孤独に過ごして…

田舎町。平成最後の夏。有名酒造店の後継ぎとして期待されることが嫌で仕方ない長男・朔太郎。 大学の夏休み期間の帰省中、誰よりも大切に思っていた弟・操が死んでしまう。 が、乗り過ごし…

　気が弱く、人見知りの激しい少年が出会ったのは、記憶だけ残った古の錬金術師だった。 　師に導かれて少年は大海を知り、何を思い、何を為すのか。 　少年が得たものは数多く。幸せ…

大学三年生になり、進路に悩む鈴木 紅音。 そんな中、とある花火大会に煙火店のアルバイトとして参加する。 アルバイト先の玉鍵煙火店で出会ったのは、同い年の従業員田中 星空。彼の優し…