作者の羽間慧様は高校の先生です。書いてOKな範囲での、先生の裏側が書かれているエッセイです。
私は古典の授業はいつも寝ているタイプの生徒だったので、羽間様の裏話を読んでいると今更ながら先生に申し訳なかったなぁと思います。
先生って、授業が終わっても沢山仕事があるし、とにかく大変なのですよね。
しかし、学生時代はそんな事もお構いなしでつまらん授業は寝てしまうという。
大人になったら、教員の前で寝るだなんて大それた真似できなくなりますが、学生って怖いものないですからねぇ。
先生は、こんなにも生徒の事考えてくれているのか、と感動もいたしました。
「どうせ先生は優等生のあの子にしか興味ないから」
とか思ったら間違いですよ。少なくとも羽間先生は出来ないタイプの子の事もしっかり考えてくれていますよ!
教員の大変さをまじまじと感じる事が出来るエッセイです。
先生の裏話、なかなか貴重ですよ~!