「なんかわからん？ 短編」を含む小説

ある夏の夜、自室でチョコレートを食べながらレポートを書いていると、窓をトントンと叩く小さな音が聞こえた。音のした方に目をやると、そこには単行本程度の背丈の女の子の妖精がいた。

母が穏やかに老いていけるのは安心だけど、私がわからなくなるのは苦しかった。 私と、母と、施設職員の三人で取り戻した一瞬の記憶。

セリフがなくても会話ができる人、というのがいるらしい。そんな人っているんだろうか。「私」には、わからない。

高校2年生の僕、新島亮には許嫁がいる。しかし僕に対してだけ彼女は冷たい。ある日僕は聞いてしまった。｢は～あ、あんな許嫁となんか婚約解除したいくらいだわ～｣ そっか、やっぱ僕のこ…

お肉が食べたくなったので、お肉小話を書きました。 ※グルメ小説ではありませんが、グルメかもしれないのでグルメタグをつけてみました。 お肉とお酒は美味しいよね、最高のシチュエーシ…

　宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。 　葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。 　なぜか？　彼女が高…

転生したら乙女ゲームの世界だった！ だけど普通の乙女ゲームではなく、攻略対象は皆"異形頭"というかなり攻めた作品……！！ヒロインは真実の眼という力で攻略対象の顔がわかるのだが、主…

私が短編を読み終えると、先生は言った。 「ピータンのない意見を聞かせて欲しい」 意味がわからなかった。

高校生のカホは、毎夜、公園の遊具を丹念に磨き続ける男の姿を目撃する。 昼休み、友人のルリカにそれを話すと、彼女は言う。 「その男の人、逮捕されるよ」 訳のわからぬカホは、放課後、…

よくわからないまま宇宙駆逐艦ヨアケの艦長になった主人公が、本当の戦争に遭遇する話。

ある日ふと気がつくと、ワタシは短編マイスターになっていた！短編マイスターとしてワタシはいかに生きるべきであろうか？と言う疑問とは全く関係のない髪型の話である。特定の髪型の方を誹謗…

道重真宵(みちしげまよい)は、今年の夏から東京の高校生。 父親の仕事の都合で都内の学校に転校した彼女は、都会に憧れていたのもあって新しい高校生活を楽しみにしていた。 コミュニ…

僕はどうしたらよかったのか、なにが最善策だったのか。 わからないままいつの間にか時間が経っていた。

影木は高校二年生。中学校から仲のいい玉置が、朝一番、 「彼女ができた」と報告してきた。 玉置に彼女を作れといわれるけれど、影木は好きというのがよくわからなかった。 もう一人の友人…

日本から異世界へと転生させられた氷河期おじさんの勇者は、メスガキどもをわからせつつ、そのついでに魔王ジポルキンを倒してセンシティブで覆われていた世界を救ったのだった。 その後、勇…

催眠で勉強をわからせてやる……ッ！

　主人公の少女は、高い山々に囲まれた、ただただ広い何もない場所に倒れていた。 　目を覚ますと青年が、「熱中症になるといけない」と水筒を差し出してくれ、おにぎりも食べさせてくれた。…

猫と一緒に飼われているハムスターの話です。猫とハムスターを同じ部屋で飼うのはやめましょう。しっとりしているようなコメディのようなよくわからない話です。

この世のどこでもない喫茶店で、珈琲を飲む話

えー、この短編小説集は主にテストや思いつきなどのときに書かれる突発的短編集（主にショートショートSF・ショートショート架空戦記）でございます。 よっていつ何が書かれるかわからない…