生意気女子中学生を受け持つ家庭教師の僕が催眠アプリを手に入れたならヤることはひとつ!

yysk

生意気女子中学生に催眠をかけるなら

「勉強なんてつまんなーい。そんなことより、もっと楽しいことしない? ね、せーんせ♡ ぁは、なに想像したの? へんたい♡」


 幼い頃に仲良くしていた女子中学生の家庭教師をすることになった。


 しかし、彼女はこんな様子で勉強もせず僕のことをからかってばかりだ。


 菅原芽衣、実に六年ぶりに顔を合わせた彼女はとんでもない美少女へと成長していた。

 ゆるく巻いた髪に子どもの頃から変わらない大きく丸い瞳、生意気そうな表情はしかし昔とは違って小悪魔的な魅力も放っている。

 来年からは高校生とは言え、中学生とは思えないほどにスタイルも良い。短いスカートから伸びる脚は長く眩しい。全体的に肌の露出が多く、挑発的な服装だ。


 自分の武器がどれほど凶悪なものなのか彼女はよく理解しているのだろう。僕に対しても誘惑、挑発を繰り返してからかい続ける。いくら勉強させようとしてもなかなか勉強してくれない。ほとほと困った生徒だった。


 しかし、今では――


「ばかになるぅ……♡ こんなの、きもちすぎてばかになっちゃうぅ……♡」


 スラスラと難関校の問題を解きながら彼女は言った。


 て、天才……! 僕は手で口を押さえてガクガクと震えた。


 彼女を変えたのが自分とは言え、まさかこんなことになるとは……。


 僕はチラリとスマホを見る。催眠アプリだ。これを使って、僕は芽衣のことをこんなふうに変えてしまった。


 どうしてこんなことになったのか……。僕はほわんほわんほわんと回想シーンに飛んだ。



「けーにぃ、あそんで!」


 六年前、僕には仲が良い少女が居た。少女と言うか幼女に近い。当時の僕は中学生で彼女は小学生になったばかり。赤ちゃんの頃から知っている女の子だった。

 近所に住むお子さんだったのだが、ちょうど母がその家の奥さんと親しかったのでよく遊びに来ていたのだ。そんなふうに過ごしているうちにいつの間にかずいぶんと懐かれてしまい、兄のように慕われた。

 僕にとってもかわいい妹のような存在であり、同時にずいぶんと困らされた記憶もある。いたずら好きの生意気な妹だった。しかし愛嬌があるので許してしまう。そんなふうに許していたものだから僕にばかりいたずらするようになっていたし……母などからは『懐かれている証よ』なんて言われたが、あれは舐められていただけのような気もする。


 寮生活のために高校に入学してからはめっきり会わなくなってしまったが、大学進学を境に僕はまた地元に戻ってきた。

 たった三年、されど三年。その間に芽衣との繋がりは完全に切れてしまった。

 僕からは会おうとしなかったし、芽衣が遊びに来ることもなかった。


 まあそんなものだろう。女子中学生と言えば思春期真っ只中だ。異性との距離感について考え始める時期だろう。近所と言っても簡単に顔を合わせるほど近くに住んでいるわけでもない。そんなこんなでそれから三年、合わせて六年の間、僕は芽衣と顔を合わせることがなかった。

 もっとも、その間も芽衣の母は僕の家に遊びに来ていたのだが。それだから芽衣の話題自体はたまに聞いた。


「それで、芽衣も今年は受験生じゃない? でも、あの子、ホントに勉強しないのよねぇ……」


 確かに芽衣に勉強するようなイメージはない。と言っても、六年も会っていないのだ。僕が想像もしないような少女に成長している可能性はある。清楚な美少女に成長しているかも……いや、ないな。おばさんから聞く話から予想するにその可能性はない。生意気な女の子だという情報しか聞こえてこない。親が話す子の様子なんてだいたいがそういったものだろうが……。


「あ、そうだ。圭一くん、よければウチの子の家庭教師になってくれない? 圭一くんが相手なら、芽衣も言うことを聞いてくれると思うのよね。ほら、あの子、すっごく圭一くんに懐いていたから」


 そうは言っても六年も会っていない。地元に帰ってきてからも会っていないのに懐かれているだなんて言われても……え? 報酬は弾む? いや、お金の問題じゃ……えっ、さ、さすがにそんなには……相場はコレくらいですし相手が芽衣なら僕もやりやすいと思うので……ざっとコレくらいじゃないですかね。はい、それで。よろしくお願いします。


 ということで家庭教師をすることになった。久しぶりに会う芽衣の反応を予想して緊張する。僕は芽衣の家のインターフォンを鳴らして上がらせてもらった。おばさんが芽衣のことを呼ぶ。


「はぁーい。……あれ? 今日だっけ? 久しぶりー、お兄さん。それとも、先生って呼んだほうがいいかな? どっちがいーい?」


 久しぶりに顔を合わせた幼馴染はとんでもない美少女になっていた。家の中だということもあってかなりの薄着だ。丈の短いホットパンツから伸びる生脚が危険過ぎる。

 思っていた以上にかわいく育っていた彼女を見て、僕は思わず固まってしまった。その様子から僕がどんなことを考えたのかは伝わってしまったのだろう。芽衣は昔と同じいたずらめいた笑みを浮かべた。


「ぁは。アタシ、めっちゃかわいくなったでしょー。先生が六年間もほったらかしにしてる間に、こぉーんな魅力的な女の子になっちゃって……先生がその気なら光源氏計画も夢じゃなかったのに。惜しいことしたね!」


 そんなことを言う芽衣に「こら」とおばさんが鉄槌を下した。「圭一くんをからかうんじゃないの。今日からアンタの先生なんだから」


「はーい。……ママがうるさいから部屋に行こっか。あ、でも変なことしちゃダメだよ? 犯罪だからね!」


 懲りずにそんなことを言う芽衣におばさんがまた制裁を加えようとする。しかしするりと脇を抜けて、芽衣は僕の手を取って階段を上がっていく。こんなこと昔もあったな。そう思って微笑むと芽衣も僕の顔を見て笑っていた。


「……やっと笑った。けーにぃはそうでなきゃね!」


 どうやら気を遣われてしまっていたらしい。まったく、情けない話だ。この借りは家庭教師としての働きで返さなくてはいけない――と、思っていたのだが。


「つまんなーい。……先生、息抜きに遊ばない? 昔はできなかったことも色々あるし……先生がどうしてもって言うなら、ちょっとえっちなことでもいいよ?」


 すぐにそんなことを言い出すくらい、芽衣は勉強が嫌いだった。……『勉強がつまらない』と思うのは、たいていの場合はどこかで躓いているからだ。そんなふうに言われることが多い。そういった躓きの経験が足枷になっているからわからない、わからないからつまらない。わからないことを前提にした話ばかりされてもつまらない。当たり前のことだろう。

 だからそのあたりのことを踏まえてどこがわからないのか聞き取りながら勉強を教えた。すぐに逃げようとするし遊ぼうとするしからかってくるし僕を玩具にしようとしてくるが、それでもなんとか教えたつもりだ。


 そんなこんなで教えていたのだが、彼女の理解力は悪くなかった。むしろ良い。『光源氏計画』だなんて言い出していた時点で思っていたが……決して頭の悪い子ではないのだろう。

 なら、どうして彼女は勉強が嫌いなのか。勉強をしたがらないのか。


「え? だって勉強ってわかってもべつに面白くはないじゃん。机の前でじっとしてるのも嫌だし……動画とか見てるほうが良くない? いや、良くはないのかもしんないけど……そっちのが面白いじゃん。わざわざつまんないこととかしたくないに決まってるし」


 なんのことはない。芽衣は勉強が『わからない』からつまらないのではなく――本当に、単に『つまらない』というだけのことだったらしい。

 まあ、そういうこともあるだろう。僕だって勉強が好きなわけじゃない。嫌いというわけでもないが……確かに進んでやろうとは思わなかった。それと同じようなことなんだろう。と言うより、僕とは違って『嫌い』なんだから僕のひどいバージョンか。


 ということは……困った。どうすればいいだろうか。


 端的に言えば彼女の問題はモチベーション不足だ。と言うより、塾や家庭教師なんてものはほとんどの場合は『勉強しなければいけない時間』をつくることが目的だったりする。強制的に集中しなければいけない時間をつくらなければ人はなかなか勉強できない。わかりやすい参考書でも買って勉強できるならそれだけでもかなり効果は出るはずだが、それができないからこそ『外部のモチベーション』に頼るんだ。

 そう考えると、芽衣も僕が居るときにはまだ勉強してくれているほうなんだろう。一応は机の前に座っているから。でもすぐにちょっかいをかけてくるし話したがる。勉強から逃げようとする。僕が家庭教師になったことにも少しは効果があるんだろうけど……せっかく受け持った仕事なんだ。なんとかしてあげたいと思う。


 そう思っているとスマホに『催眠アプリ』なんてものが入っていた。スパイウェアだろうか? 最初に思ったのはそんなことだ。どんなものだかわからないが……いつの間にかスマホに入っていた時点でどうなったとしても手遅れだろう。試しに僕は自分に催眠をかけてみることにした。万が一本物だったときのことも考えて動画を撮影しておいて……どれくらいの時間で催眠が解除されるかも条件付けできるならしておこう。検証開始。


 結果、本物だということがわかった。しかし安全性などについては疑問が残る。サンプルが自分ひとりだけというのは信頼できない。さらなる検証が必要だ。友人を頼ることにした。


「催眠アプリ……女子に頼ることかね、それが」


 説明すると彼女には呆れたように文句を言われてしまったが、協力してくれることになった。優しい。そんなこんなで催眠をかけられたりかけたりして検証を行った。終わった。


「……何もしないのもそれはそれで失礼だと思うんだが、君はどう思う?」


 友人にはそんなふうにからかわれてしまった。君も何もしなかっただろう。同じことだよ。そう言うと「それは私がヘタレなだけだが……」なんて返されてしまったが、それも同じことだ。まあ催眠アプリとか言われたらまずはそっちを想像するものだからね。仕方ない。


 ということで芽衣に催眠アプリを使っていいか尋ねた。合意を得ずにこんなものを使うことはできない。なんなら合意を得たとしても使っていいとは限らないだろう。芽衣は顔を赤くして「さ、催眠って……せ、先生は、そーゆー言い訳を用意するタイプなんだ」とかよくわからないことを言いながらも了承してくれた。


 催眠をかける。内容は端的に言えば『勉強をつまらないと感じなくなるようにする』催眠だ。指向性のある特徴的な音楽が流れ、同時に催眠効果のある映像が画面に流れる。直前まではっきりとしていた芽衣の目がとろんとまどろみ、身体から力が抜けていく。脱力、筋肉の弛緩。催眠状態に入った。

 そんな彼女にこう囁く。知らないことを知るのは気持ちいい……問題を解くことは気持ちいい……わかることは気持ちいい……気持ちいい……気持ちいい……知らないことを知るたびに脳に快感が走る……気持ちいい……難問を解くたびに脳から快感があふれだす……気持ちいい……わからないことがわかるようになるたびに、どんどん、どんどん気持ちよくなる……。


 結果、勉強モンスターが生まれた。


 初めて勉強を覚えた芽衣は猿のように勉強に没頭した。寝る間も惜しんでヤり続けそうだったので催眠で睡眠時間はしっかりと確保するように言いつけたほどだ。


 その甲斐あって芽衣は無事に志望校へと合格した。なんならもっと上のレベルの学校に進学することもできたが……催眠によるものだからな。それを頼りにして身の丈に合わない学校に行っても苦労するのは芽衣だろう。


 そう伝えると芽衣はきょとんとして「え? ずっとアタシの先生で居てくれるんじゃないの? とゆーか、その催眠、解かなくてもいいんだけど」なんて言ってきた。


 いやでもさぁ……僕は渋った。勉強を好きにさせる、というのは一見いいことのように思える。しかし嫌いなものを好きにさせるということはすなわち人格を改変しているということなのだ。あまり良いことだとは言えないだろう。何かが苦手でも、それは必ずしも克服しなければいけないものではない。それはそれで個性だろう。苦手なりに付き合い方を考えるということもまた人生において大事なことではあるだろうし……。催眠アプリにばかり頼っていてはいけないと思う。


 それに、僕も大学を卒業すればどこに赴任されるかはわからない。いつまでも芽衣の近くに居るとは限らないのだ。催眠をかけたままで何か起こったときに近くに居なくて対応できない、なんてことは決してあってはならないことだろう。


 そういう話をすると芽衣はぷくぅと頬を膨らませた。珍しい。ませてる彼女は大人ぶりたい年頃だ。生意気で女子中学生ならではの『強み』を理解している聡い子ではあるが、芽衣は同時に子ども扱いされたくないとも思っている。


「じゃあ、もうアタシの先生じゃなくなるってこと?」


 それは雇用主との契約による。おばさんか芽衣が望むのであれば否はないが、来年からは女子高生。受験の準備は早くからしておいたほうがいいとは言うが、一年生からそこまで詰め込むこともない。ある程度は勉強しておくべきだとは思うが……。

 どちらにせよ、いつまでも芽衣だけの先生で居ることはできない。それは間違いないだろう。


 芽衣は僕の話をむすっとしたままではあったが聞いてくれた。下唇を上げたまま、僕の方に手を差し出す。


「……催眠アプリ、アタシにも使わせてよ」


 どうしてかそんなことを言われてしまった。スマホを渡す。悪用は厳禁だよ。一応そう伝えておくが、芽衣がそんなことに使うとは思えない。優しい子だ。変なことには使わない。


 しかしどう使うのだろうか。見知らぬ人を催眠にかけるわけもないだろうし……かけられる相手と言えば。


 彼女はスマホの画面を僕に見せた。


「アタシのこと、好きになっちゃえ」


 彼女は僕に催眠をかけた。しかし効果がなかった。催眠にかけられるまでもなく僕は芽衣のことが好きだった。検証済だ。友人にも同じことをされたが催眠にはかからなかった。


「これで……かかったん、だよね?」


 かかってないよ。そう思ったが口に出そうとする前に抱きつかれた。やわらかっ……なんかめちゃくちゃいいにおいがする。昔もハグをするようなことはあったが、当時とはまったく違う。動揺してしまい、固まってしまう。


「……もう、どこにも行かないでよ」


 その言葉とともに、ぎゅっ、と抱きしめる力が強くなる。……僕がどこかに行ったのは三年だけだ。三年前、帰ってきてからならいつでも会えた。


 ……いつでも会えたのに、会いに行かなかった。


「いくじなし」


 その言葉は僕に対してだけじゃなく自分に対して言っているような調子もあった。


 こわかったんだ。きっと、こわかったんだ。僕も、芽衣も。たった三年、されど三年……再会するのが、こわかった。どう思われているのか、わからなかったから。信じられなかったから。再会したとき、どう思われるのかがこわかった。


 だから、待ってしまった。相手から会いに来てくれたなら、相手も会いたいと思ってくれているということだから。……自分から会いに行ったなら、相手も会いたいと思ってくれていたかどうかなんてわからないから。


「……でも、これで、けーにぃは……ずっと、アタシと……」


 いじらしいことを芽衣が言う。これで実はかかってなかったんだなんて言ったら芽衣が恥ずかしがることになるだろう。ただ伝えなかったらもっと恥ずかしいことになる恐れもある。もう手遅れかもしれないが、今の内に言うべきだろう。言った。


「っ……べ、べつに! 変な意味ないから!」


 変な意味はないらしい。変な意味ってなんだろうか。……甘えたかっただけなのかな。かわいいと思って頭を撫でると彼女の唇がむっと上がった。あ、だめかな。やめる?


「やめないで。……でも、子ども扱いしないで」


 難しい要求だ。ん、と芽衣が両手を広げる。昔のことを思い出す。何をしてほしいのかもわかる。ハグだ。

 しかし、今の芽衣は昔と違って色々と育っている。胸とか。そんな彼女に昔のように抱きつくのは……。


「……ぁは♪ 子ども扱い、できないんだ」


 顔を上げると芽衣がいたずらめいた調子で笑っていた。


「オトナなのに私のことそーゆー目で見てるの? だめなんだぁ。先生失格だね」


 そこまで言われて引き下がっては男が廃る。僕は芽衣をハグした。オトナは子どもになんて負けないことを示した形だ。うお、やわらか……。


「あー……安心する。けーにぃだー、って感じ」


 しかし芽衣が落ち着いた声でそんなことを言うものだから僕もほっこりしてしまう。……芽衣は芽衣だ。いくら成長しても、僕にとってはやっぱり妹のような存在で――


 なんてふうに思っていたら首の後ろに手を回された。うん? 何を……? 戸惑う僕に、芽衣は口角を上げて答えた。


「隙あり♡」


 そう言って、ぐいっと首を引かれてしまう。突然のことに抵抗できず、身体が前のめりになって、でも芽衣のことをつぶしてはいけないと思ってなんとかこらえる。芽衣の顔が目の前にある。危なかった。あのままだと激突してしまっていたところだ。これはきっちりと注意しなければ。


 そう心に決めた、そのとき。


 頬に手を添えられた。


 芽衣の踵が浮き、数センチ、背伸びをする。


 唇をやわらかいものが掠めた。


「……ぁは」


 からかうような調子で笑みを浮かべる。ただ、その表情に反して頬には朱が差している。


「かお、赤いね」


 そして、それは僕も同じなんだろう。


 ……顔が熱い。相手は女子中学生――この春から女子高生になるとは言え、妹のような存在なのに。


「ね、先生。……これからも、よろしくね?」


 催眠アプリを手にしたまま、芽衣が言う。


 ……これは、催眠アプリによるものなのかどうなのか。自分では判断できないけれど。


「こちらこそ、これからもよろしく」

 

 どちらにせよ、芽衣との付き合いはまだまだ続くことになりそうだ。



 ――が。


 条例がこわいので今みたいなことはせめて卒業してからにしてほしいと頼みこんだ。


 そんな僕に芽衣は「んー」と唇に指を当ててから、こてんと首を傾げて笑った。


「卒業したらいいんだ?」


 ……もしかしたら、僕は墓穴を掘ってしまったのかもしれない。


 しかし――くすくすと楽しそうに笑う芽衣を見ていると、それでもいいかと思えてしまう。


 君が幸せならそれでいいかな。


 これからも、願わくばずっと。


 幾久しく。

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