「雪」を含む小説

「桐の花（北原白秋）」による小栗虫太郎風推理小説ごっこと、『黒死館殺人事件』著者の序のパスティーシュです。

僕は住み慣れたこの町から出ていく。バス停まで彼女が僕の手を引っ張る。冬の雪の降らない町の明け方。僕は何を彼女に言えば良いんだろう。

長く戦乱が続く大陸。 数年前まで数多の群雄が割拠し、統一は不可能、と誰しもが思っていた。 しかし、時代は一人の聖女を生み出し、大陸は一気に統一へと突き進んだ。 人々は彼女を『救…

六花＝雪 咲雪と晃は、中学の頃から成績のトップ争いをする仲（と思われている）。 けれど実は母親同士が親友で、お互いの家にもよく遊びに行くほど親しい。 同じ会社の母…

有沢雪は目覚めると見知らぬ場所にいた。混乱する彼女の隣にはイケメン。これは一体どういうことだ！？

真冬、暗い森道を、一人で歩く孤独な男。 ふかふかな雪を一番乗りで踏んで、いつも歩いているけれど、今夜は他に、一番にここを歩いている人がいるようだ。 けしごム様、ステキな企画を…

大人になった私達。 子供の頃は喜べた事に、今は喜べないのかもしれない。 今年も雪が舞う。

朝焼けが見えるよ、何を言っている、今日は雪だ、ああでもあんなに、朝焼けが、町が燃えているみたいに、なあ雪だって、いいえあれは渦を巻く炎がああ人が焼けるにおいがして気分が悪い……み…

自主企画用短編です。 少しでもあなたが暖まりましたら幸いです。

雪が溶けない冬の山フルーフ。そこにはたくさんの生き物が寒さの中で生きていた。紅月もその中の一匹である。親を殺された日に見つけたのは雪の中で死にかけている人間。 そうして彼らは…

雪菜は女子大生になったばかり。そんな大学の最初の夏休み。 彼女は返事のないメールを書いては返事のこないメールボックスを開く日々をただ過ごしていた。

短編です。 小説家になろう様、アルファポリス様、ノベルバ様、エブリスタ様にて掲載中。 エブリスタ様にて『三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第96回「とける」」に参加中。

夢月七海さんの自主企画、同題異話用に作ったお話です。 冬のこの時期、冷え性の私の手はとても冷たい。 雪が舞っている今日は、学校から帰るのも一苦労。そんなとき同じクラスの日賀く…

北海道に単身移住した永遠。 外の雪を眺めながら巻きタバコを吸う、吐き出す煙は部屋の中に雲のごとく漂う。 その光景を見ると何故かいつも実家を思い出だす。 おかん元気かな… ふと…

落第医大生が迷い込んだのは、ヒトの命より樹木の命が優先される街。自らの命を守るため、彼は桜の木の治療に立ち上がる。物語の先にあるものはー 薬学・農学の知識はさほど無い分際で書い…

昔思いついた短編です。

雪に覆われた場所に暮らす一人の女の子…… お友達の居ない女の子は大きな雪だるまを作って毎日話しかけます。 すると不思議な事が起きて……