「百合(ガールズラブ)」を含む小説

此処は軌道エレベーター、静止軌道ステーション「ヘリオトロープ」。 わたしとザーリャは三万六千キロメートル先の地上に落ちる流星群を探す。 流れ星に願いを託すために。 三千字の短編…

小夜時雨、私の好きな言葉。 でもどうして好きになったんだっけ？ 忘れてしまったその記憶、そして折り合いのつけられない関係。 ふとした瞬間にそれらは回り想い出す。

女性同士のいろんな関係性をテーマにした短編を書いていきます。 学生同士、社会人×学生、既婚者同士など、関係性はいろいろです。 一話完結なのでどこからでも読めます。 気軽に読んでい…

会社の同僚の鈴 ゲーム友だちのベル 二人の女性に心引かれる神無

あたしの身体にはぽっかりと空いた隙間がある。物心が付いた頃からその感覚はずっとあって、その空っぽの隙間は成長するにつれ少しずつ大きくなっていって、次第にあたしは空っぽに飲み込まれ…

私には好きな子がいる。 だけど彼女にも好きな子がいて、私の恋は叶わない。 でも良いんだ。 彼女の笑顔が見れるだけで、親友として仲良くしてくれるだけで私は満足だった。 ある日、とあ…

ラブコメネタのボツ・活かせる作品がなかったものを更新（途中からオリジナル）。統一感を出すために、設定は作者の好きな百合。日常はボツだらけ、でもそういうのも好き。

御歳17＋26歳のわたしはギャルゲーのヒロインとして転生しちゃった！ 苦しかった社畜生活から一転。楽しい楽しい学生ライフ！ せっかくガチ恋相手がいるギャルゲーなんだ。目的はたった…

pixivの、「ワンルームSS」コンテストに投稿させて頂いた百合小説になります。 嬉しくも、多くの方に読んで頂けましたが、残念ながら選外でした。 バツイチ子持ちのヤンママに、一…

仕事の出来る金髪ヤンキーのバイトメイドは、勤め先をクビになった。 その困窮を救ったのは…美人でお金もあるけど生活能力皆無なぽんこつお嬢さま。 勤務態度は良いけれど、主を主とも思…

小さな領地を治める一家の一人娘と、伝説の戦乙女と呼ばれる女。二人きりで世界を巡る旅の中、『世界』の見え方が変わっていく。この世界は一体、誰のものなのだろう。 * * * ほのぼの…

『言の葉を重ね合っては書き留めたいつしか詞は恋文になる』 短歌を詠む少女が、バンドでラブソングを書く話。 創作百合×バンド×短歌の小説です。 --- 《おことわり》 ・本作品はラ…

現役女子ニートのアカリとその保護者シズク。 ある日ふたりで始めたゲームの世界を通して、それぞれの出会いが物語を紡いでいく――― レベルもステータス割り振りもない代わりに"ミスト…

　坂でバテた高校生の古賀は、ちょっと支配欲が強くいわゆるSに分類される人間の川合に出会う。 「友だちになろ」と声をかけられなんだかんだで友だちに。文化部歴しかなかった古賀に対し、…

～ある日の本庄の部屋にて～ 私がコップに注いだカルピスを飲んでいると、さっきまでストローでカルピスをぶくぶくしていた深谷が口を開いた。 「ねぇ、はじめちゃん」 何だ？と視線で問う…

佳奈（かな）と紗綾（さや）は高校生最後の夏休み、漫画雑誌に投稿するための作品を創っていた。 しかし近所の公園では夏祭り（盆踊り大会）が行われ、容赦なく押し寄せる雑音が集中力を奪っ…

はらりと落ちた黒髪が視界を囲う。ジージーと、いつもはうるさい虫の声が遠のき、躍動する心臓が鬱陶しいほどに主張する。いつかのように密着した幼馴染の肌は燃えるように熱かった。 「い…

「おはよ、しおりん♪　今日もモーニングコール、ありがとね！」 「しおりん、言うなし。おはよ、美波」 「そこはみなみん♥️でしょ！　もしくはマイハニーでも可」 「みなみんはまだしも…

わたしたちは自分のことが嫌いだった。 ――内気さに ――平凡さに ――内在するあたしに ――自分以外の何者にもなれる自分に 『ファミリア制度』 学院は"佳き隣人"を提供する独自の…