「死とは」を含む小説

『死にたい』と願った者と『生と死』の狭間に美をみた者の末路

【短編】【コメディ】【読み切り】 男が砂漠で遭難していた。 目の前に広がるのはひたすら砂丘。 死を覚悟したとき、奇跡のように男は魔法の鍋を拾う。 そして、現れた魔人は――。 …

ある日突然、世界はゾンビに溢れかえり、君尾　守（きみお　まもる）はゾンビに噛まれてしまう。 何とかその場からは逃げられたものの、意識をそこで失ってしまった。 そして目覚めた時…

緋色は幼い頃から死にたがりだった。けれど、ただの自殺では残された家族の人生を破壊してしまう。緋色は考えた末に、迷宮探索者の人命救助へ従事することにした。 評価を高め、名声を得て…

とある異世界にある肥沃な大地アルバシア地方で悪名轟く盗賊団『龍のキバ』。 頭領であるオーグは怪力無双の大男だ。 しかしそんなオーグにも呆気ない最期は訪れた。 暗殺者の放つ一撃が、…

未知の生命体との戦いに明け暮れる少年兵の■■■■、戦友の死と■■■◆■■との出会いが彼の人生を大きく狂わせた。

三途の川で船頭をしている鬼が、死んだ女子高生と出会う。 女子高生は友達が来るのを待ってるのだという。 死んだ者が来る、三途の川での一幕。

【カドカワBOOKSさんより10/10書籍発売予定】神童とよばれた若き公爵ヨシュア。どこから仕入れて来た知識なのかは不明だが、彼の天啓ともいえる知識によって公国はたった15年で崖…

これは、羽澄俊が死ねば終わる物語だった。 若干１６歳という若さで、いわれなき凶悪犯罪を背負う悲劇に見舞われた羽澄。彼は家族から離れて、通称『牢獄島』という収容施設に幽閉されてし…

「私の名前は鏡野　有子。白樫高校の二年生。放課後、忘れ物を取りに学校へ戻ったら、急に眩暈がして、気が付いたら知らない学校の中に閉じ込められていた……」 何回死んでも、何回逃げて…

母を亡くし、家族は姉弟2人きりの早苗と正樹。 独り虚しく夕飯を食べる早苗の目に飛び込んできたのは、テレビから流れる事故のニュース。その情報から、弟の正樹が巻き込まれたのだと思い慌…

久々の投稿です。よろしくお願いします

真っ直ぐで愚直な主人公直流と、その恋人の翠は、デート中に交通事故で亡くなってしまう... しかし、それは始まりに過ぎなかった... 再び目覚めた場所は死後の世界。そこでこの世界…

伝記風に語る、不知火の首領が語る。 不知火という日本有数の巨大組織の歴史。 壱　不知火の生まれた日、俺と千代の章 『不知火とはマコ君を守る門、そして私は天女ではない！…不知…

生来の童顔と低身長によって幼気な印象を与える一方で、特異体質により変幻自在の不思議な髪色を有する美女・紫陽花（あじさい）篠莉（しのり）は、齢24にして、生涯を共にすることを誓い合…

　世界の創造神にして、戦を司る蛮神バルバドール。其の神は闘争を好み、英雄英傑を好んだ。 　そんな蛮神が生み出した神域【バルハの塔】。そこは神獣と呼ばれる蛮神の眷属が犇めく神々の箱…

　戦艦、空母、戦車、戦闘機、潜水艦。ありとあらゆる武器を召喚し使役するスキルを手に入れた彼は無人島にいた。 　彼は臆病だった。だからこの異世界で冒険者ではなく武器商人となることに…

　この世の中に、ろくでもない人間がいる。 　俺である。 　人生がどうしようもなく行き詰まっていた。 　もうこんな人生、生きていてもしょうがない。 　押すと、楽に死ねるという「安…

　父が交通事故に遭って入院して危篤状態。三週間目のある朝、訃報を告げたのは兄だった。四つ年上の兄は円（まどか）が口を聞けば苛立ち、邪険に当たる。母は兄弟の不和に無関心で弟ばかり可…