Soul Tower

@kodai223

プロローグ

とある夏。地球。日本。

とあるカップルがドライブを楽しんでいた。


運転席に座る男は直流すぐる。真っ直ぐでどこか愚直な青年だ。

そして、その隣。助手席に座る女はすい。どこか柔らかい雰囲気を持ちつつも、芯の通った我の強い女性だ。


直流「翠、今日はどこ行く?」

翠「そだねー... 今日は海見に行きたい!」

直流「オーケー!海だな。この近くで海となると...やっぱ三浦半島か。」

翠「うん。あそこが一番近いね。あの近くは海鮮丼も美味しいし、行ったら食べようよ!」

直流「そうだな。よし、行くとこも決まったことだし、シートベルトは締めたな?」

翠「勿論。準備万端!」

直流「OK。それじゃ、行くか!」


彼らは、ただ楽しんでいた。しかし、それを終わらせる悲劇が起こる。


キキッー ドンッ。


交通事故に遭った。それで亡くなった。死んでしまった。

そこで終わったと誰もが思い、悲しんだ。

確かに悲劇だ。だがしかし、断じて終わりではなかった。

全ての人間に告げよう。


死とは、始まりに過ぎない。

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