「「嘘」」を含む小説

節分から約１０日後の学校帰り。 後ろからの足音に振り返って見ると２学年上の麗瀬先輩が佇んでいた。 その口から出る言葉は嘘ばかり。 それを聞いた僕は……。 香鳴さまの自主企画「同…

香鳴さまの自主企画「同題異話SR」参加作。 ２作品が２月のテーマへそれぞれ対応し、コインの両面みたいな感じで登場人物それぞれの思いを語ります。 -Nov.- 『記憶を踏みつけ…

ヒューマノイドにはルールがあった。 『ヒューマノイドに搭載するAIは、嘘をつかない設定にしなければならない』というものだ。 僕は『嘘をつくことができるヒューマノイド』を作り上げた…

マナー講座で、「ありがとう」と聞かせた水の結晶は美しくなると聞いた。私は嘘だと思ったが、どうやらこれは有名な話らしい。

嘘が嫌いな妻と僕の、何でもないような一生の話。「匿名短編コンテスト・過去VS未来編」参加作品。小説家になろうにも掲載。

守らなきゃならない。守るためには嘘をつかなきゃならない。 だから私はまた嘘をつく。 「本当にそれでいいの？」 良いから関わらないでよ。あんたはもう私にかかわらないで。 あの子…

同題違話企画に提出するために描き下ろしました。体調を崩しながらの製作でしたので、短いお話ですが、読んでみてください。

同題異話SR -Feb.- 『きみの嘘、僕の恋心』参加作品です。 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054893954402 コメディ…

初恋の女性を追って入学した大学で、綾野圭は彼氏のフリをすることに── 同題異話SR -Feb.- 『きみの嘘、僕の恋心』参加作品です 追記:微細な表現などを一部訂正しました

長沢きみよは、初恋の人に会いたくなって、同窓会に出席した。 みんな老けている中、彼は、昔の風貌がそのまま残っていた。 きみよは、女友達と、二次会にいくと、夫に連絡した。 家に帰っ…

横西秋斗は嘘つきだ。 彼は過去の経験から嘘つきになってしまった。 それゆえ、クラスメイトからの信頼は薄い。 しかし、そんな彼にも転機が訪れる！？

チームアサトとセナスティ皇女らは、王都で巻き起こったクーデターの鎮圧に成功し、オースティア大陸に吹き荒れていた人間至上主義の風を止めた。戦いの中で、アサトは、王国随一の剣士にて、…

「だぁぁぁぁぁもうやってらんねぇ！」 現世と冥府を結ぶ場所、衛門府。 とある地方の衛門府で“閻魔職”を務める男、『ゾーマ・ビサンエイジ』は現在の職場環境に不満を漏らしていた。 …

　八年前に突如として日本に降り注いだ雨は、人間を超能力者へ変貌させた。 　中には力に飲み込まれ暴走する者、力を使いあらゆるものを支配しようと牙をむく者が現れ、世界は彼らを危険視し…

ニューヨークアイラブユーのような、どこかの寂しい人たちの集まりのオムニバス

日常生活において見つけた、ぷらちなが執筆中の、異世界ファンタジー小説 『嘘と誠のアルメリア』 の題材に使えそうなものを書き連ねます。 拙作に興味を持たれた皆様、ぜひぜひ「嘘と誠の…

短編小説です。

自らの人生を一変させる程の恋に落ちた女アビゲイルに翻弄され、心に深い傷を負った二人の男、アビゲイルの夫チェスターと息子アルフレッド。機能不全家庭で育った人間嫌いの美人モデル、ジル…

その赤ん坊を身ごもった女は必ず死ぬ。母親を殺す胎児の怨霊に取り憑かれた女子大生・丸屋恵那はその怪異の起源を調べ、ある村の少女が残した「子作りへの呪い」に辿り着く。止める手段の見つ…