「言葉 音」を含む小説

こんな詩に音が寄り添ったらどんな歌となるのだろう。 そう思いながら言葉を連ねてみただけの、 歌になりそこなった詩のらくがき帳です。

あがり症の清水こむぎと、古文や落語にしか興味のない浅見まりあ。音読出来ないこむぎは、いつも俯いていた。 ある日、まりあが音楽室の前を通ると、こむぎが突き刺すような、仔犬のワルツを…

　切田家の四人が、世間の理不尽に物申す、痛快無比の現代ファンタジー。 　ごく普通に見える切田家だが、全員が人には言えない秘密があった。 　 　父　　ひろし【臭撃】　他人に特定の匂…

出会いと別れを繰り返し 16度目のこの春は、 地獄の寒冬、憂さ晴らし 私が発表いたします。 来たる日曜、入学式式は ちょっと遅めの満開宣言！ あっぱれぺタッと関口宏 しかし当日迎…

ここは人とそうでない者達が住う世界。 地方ナーランドの町で爆発音が轟き、兵士達が調査に乗り出します。森で見つかった棺と、それを見た領主相談役の謎の恐怖死。兵士長は相談役の言葉通り…

@hebitoritoguro Twitterログ 正解はアナタにしか見出せない kotobato感字煉醜処（漢字練習所 唯の思考滑り 詞游び騙り 重い月 想し夢現の始解と為す …

言葉にしても伝わらないかもしれない。 それでも伝わって欲しい。届いて欲しい。 言葉は届くと信じているから。

突然、右耳から入ってきたノイズ。そのノイズは頭の中心でツンと消える。かすかにミントの匂いのする音。僕はこのノイズの匂いから、新たな世界を知ることになる。 行きつけのカフェから動き…

大切なものは目に見えない、よく耳にする言葉だ。 夏の本番を知らせる日差しの降るある日、僕の幼馴染の茜音は島に残る言い伝えにまつわる夢を見たという。 その伝説は彼女に、そして僕た…

角川ビーンズ文庫　2019年12月1日発売！ 著：石川いな帆 イラスト：縞 定価：本体660円＋税 ISBNコード：978-4-04-108891-3 響け、僕らの存在証明―…

【この世界は、ノイズだらけ……】 主人公の律は、仕事や外出の度に聞こえてくる誰かの悪口や怒鳴り声、街中に響き渡る程の大きなクラクションの音、怒りをそこにぶつけるかのようにバタンッ…

新宿御苑の桜の樹の下に、夢見女館はあるのよ ……。 1998年同人誌『少女帝国』掲載作品。 文字数２００７２字。 夢見女館に引き寄せられる女達の性物語。 ※性的描写があります…

理解不能な言葉の束 タイトルから読み取っていただきたい。 今迄生きてきた道で陳腐な詞の吐瀉にする 此処に新たに詩の世界として綴ります 己が世界、今創られる瞬間の私が 織り成…

そこは路地裏の喫茶店。 手書きの看板に導かれるままに路地を奥へと進めば、やがてそれは見えてくる。 道の突き当り、古い洋館、“喫茶”の文字と外国の言葉で書かれた店名。 古び…

歌手になる事が彼らに出逢うまで現実的な夢じゃなかったhana。帝東藝術大学音楽学部附属音楽高等学校でmiyaと出逢い、彼女の生活は一変する。 五人の音が重なった時、世界が急に色づ…

　五十音をもとにした言葉の連なりなら、詩を書いていきます。 一、五十音表の一列(あいうえお、あかさたな)を頭に用いること。 二、音の順番は問わない。 三、詩であること。

今日も彼はベッドの上。あたしはいつものように体を拭いてあげる。 「ありがとう」自動翻訳機が彼の言葉を伝える。 集落の外れで見慣れない球体を見つけたのは１０日前。 低い機械音を響…

マジで夜中の3時。突然姉さんから電話があった。うるさい着信音で目覚めて、いったい何事かと思いながら電話に出てみたら、まず最初に言われた言葉。 「爺さんが乗ってる車なんだっけ！？」…

お菓子作りが得意な男子高校生、祐樹。今日も好きな子のためにダイエット中でも食べられそうなお菓子を考案中。 焼き上がる時間までの間にほんの少しうたた寝をしていたら。。。なんと！？世…

旧題『言葉は力なり！　聖なる言葉で我が命ずる！　魔導士山田の挑戦』 山田太郎３０歳はどこにでもいる平凡なサラリーマン。 同期の結婚式の２次会でおっさん化にドン引きされて家に帰る…