「短編/クリスマス」を含む小説

クリスマス。ひとりでもケーキは食べたいのです。 そんなあなたに、小さなサンタからの贈り物。

クリスマスに対して苦い感情を抱いている男子と女子の少し切ない短編集です。 一話目（23日更新） 「サンタクロース」サンタクロースがいないと知った理由は……。 二話目（24日更…

「私、サンタクロースなんです」 夏の砂浜で、僕はサンタクロースを名乗る女性に出逢った。 何が欲しいか聞かれた僕は、多分ずっと手に入らないであろうものを、サンタさんへ告げることにし…

クリスマスに思い入れも特別な感情も抱いていないとある大学生が、クリスマスの日に降った雪と共に出会った子どもによって、少しだけ世界が変わるお話。 『サンタクロース』『雪』『…

「私のように結末を迎えるのは許せない！この世とあの世の透き間に勝手に逃れるのは許せない！……私はお兄ちゃんのために、お兄ちゃんの心の中で演奏するわ。私と共に、お兄ちゃんはこの『ア…

クリスマスなんてクソくらえだ。 中3まで悠一は思っていた。クリスマスってだけで街は煌びやかになるし、世間は浮かれる。俺のようなぼっちには地獄のようなイベントだ。 だけど....高…

　小竹勇斗（こだけゆうと）と久山明（ひさやまあかり）は秘密のカップルである。そんな二人はクリスマスを前に関係がギクシャクしていた。そんな中、前々から計画していたクリスマスデートの…

大学生の栗田はクリスマスイブのその日、友人の杉田と鳥嶋から、急なパーティーの誘いを受ける。思いつきだけで実行される急なパーティーは、男三人のでやる寂しいものかと思いきや、なぜか八…

「わたし、今年はサンタさんに雪をお願いする！」春風（はるか）の一言から、私たち家族のクリスマスは始まった—— あおぶたと申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。 中学校の国…

　SNSで「#サンタさんへのお願いを書こう」というハッシュタグが流行っているという。そんな噂を耳にした私は「プロの小説家になりたい」とツイートしてみた。すると……。 （主人公が…

夜が更けた寒空の下。 世間ではクリスマスと大賑わいの中、仕事で遅くなり一人寂しく帰路に着く男――清水曜平。 彼が凍えた手で自宅の扉を開け放つと、そこに待っていたのは犬のように尻尾…

本作品はBLです。苦手な方は回れ右。 キリスト教信者だった祖母が僕が10歳のクリスマスの日に亡くなった。 大好きな祖母の死に顔はあまりにも穏やかで、僕はクリスマスが嫌いになっ…

ぼくと弟の二人だけの、楽しいたのしいクリスマスのお話。

吹雪の夜に窓の外にいたのは、真っ黒な服を着た自称サンタクロースだった。

メイン州ポートランド 此処に隔絶とまで言わないにしても疎遠になっている老姉妹が住んでいた 姉のエレナは5年前 妹のグレイスは今年 最愛の夫を亡くした 子供のいない老姉妹…

料理研究家、黒川ソフィーの伝説。 というショートショートです。

行きずりの二人。互いに何を知ることも無く温もりを求めて同じベッドに眠る。 少しでもあなたの心が温まりますように。

４か月前。 彼と、別れた。 彼の、『好きな人ができた』の一言で。 それでも私はつい、２人分の料理を作ってしまう。 お料理って、１人分を作るのは、なかなか難しいから。 だから、今年…

　小学五年生の悠太は一年生の時にサンタクロースの正体を知ってしまいます。 　以来、悠太にとってクリスマスは欲しい物を買ってもらう日になりました。 　しかし今年のクリスマスは違いま…