「カクヨム甲子園」を含む小説

　彼女は夏だったのだ。彼女が笑うと春が終わったし、彼女が泣くと冬が来た。そのようにして世界はあるのだと、私だけが理解をしていた。 　夏にだけ現れる、亡霊のような女の子だった。

カクヨム甲子園2024ショート部門参加 少々暴力を示唆する描写があります。苦手な方はお控えください。

　私は中性的な名前と剣道部員であることから王子様と呼ばれている 　けれども可愛いものが好きで、いまだにプリンセスに憧れている 　それこそクラスメイトのお姫様こと河嶋さんのような人…

勇気を出せなかった私のクリスマス。 先輩が隣にいないクリスマス。 私はひとり、雑踏を眺めながら雪に降られている。

貴方は、AI生成イラストについてどう思いますか？

死にかけの兵士。 ボッチの少年。 ボーリングに行かない高校生。 夢と現実を生きるOL。 売れないバンドマン。 それから、神。

“縦”

「僕、デスゲームを作ることにしたんだ」「(は？)」 心の声はうるさい無口系主人公とホラー耐性ゼロの友人が織り成すデスゲーム制作譚。またの名を三年前の事件をきっかけにデスゲームを作…

天文学が好きな少年が送る一つの物語 書き始めましたが、途中から書くことがなさ過ぎてやる気が失せました。

仲良し四人組から省かれたわたし。でも気にしているのはきっとわたしだけだし、こんなのはすぐに克服して、また仲良し四人組に戻らなければならない。

後方支援部隊の一行は最前線で戦っている同志たちのために補給物資のために雪山を歩行する

カクヨム甲子園：総合５位/ショート部門２位なう！（8/2）（8/5) 皆様ありがとうございます！ ＝＝＝＝＝ 実体験を元に書きましたが、書いたきっかけは 「絶望的なまでに生きたい…

ある少年と少女の物語 カクヨム甲子園ショート部門用作品

地球のどこかで、今日も生まれ、暮らし、そして死んでゆく雑草の数々 これはその中のひとつ、ある草の一生を綴った物語…… 春に芽吹き、夏に育ち、秋に安らぎ、冬に倒れた草 その時…

真夏日の昼下がり。 神田 心結は某有名チェーン店のカフェへ訪れていた。 夏休みの宿題をそこで終わらそうと、ふらっと寄った普通のカフェ。 しかし、そこで通された席には、普通はあるは…

「君が望む『生き方』を、教えてあげる」 見知らぬ教室で出会った少女は、そう呟きながら微笑んだ。 ◇◆ 都会の高校に通う「蓮」は、高校最後の夏を迎えていた。 進路先が決まらず…

2XXX年　第三次世界大戦はすでに終わり、世界は氷河期が始まり、人口の大幅減少やリチウム処理と不足などの問題が残され、対処が行われてきた。そんな中で、地球に50kmの大きさの隕石…

学生最後のカクヨム甲子園に自分の経験談を小説にしたく書いたのが、この作品です。 作者自身が実体験した。 『いじめにより、人生のドン底に叩き落とされ、そこから、ほっぷ・ステップ・…

日下部黎と桜川愛菜の二人の本を交えた日常の話。 加筆修正改正版、20000文字完結読み切り版。 本の神様　連載用　https://kakuyomu.jp/works/16818…