「やべえヤツ」を含む小説

ニニポウア星人は地球を手に入れようと計画をしている。だが、それには人類が邪魔だ。奴らの弱点を調べ、攻撃の端緒にする予定――なのだが。 どういう訳か、偵察部隊がことごとく行方不明に…

誰も望んでないコント風なヤツ第二弾！ 「これ面白いのか病」の発作が起こる前に投稿する！　それしか乗り切る道はない！

青木まりこ現象に掛かった二人の男女が織りなす、恋が始まる前の物語。

大富豪にして京都の名家。 その言葉だけがひとり歩きし、次の当主と目される女子高生、枢木明日夏が遭遇した十七歳の秋の思い出が酷すぎる。 両親は安定の離婚寸前も酷いが、もっと酷いの…

　『自称、小説家』 　なアニキが死んで一年が経とうとしている。 　ど田舎だと、勉強だけが得意なヤツは、世渡りだけが得意なヤツより、幸せになれやしない。 　

超絶美形だけど、喋るのも面倒臭いというキャルロットは、代々ラグドール皇家に仕える騎士の名門ソーヴイニヨン家の次男。 双子の弟セイヴァルと最強の騎士になるために目下修行中。 しか…

　成り上がり伯爵令嬢は、夜会で好物の蒸し鶏を食べていたら、いきなり婚約破棄を告げられる。 　顔だけがいい婚約者は、うちと縁を切ったら即破滅するってわかってないみたいですね。 　…

　俺の名前は葛瑠夏（かずらるか）。歳は十九、性別は男。 　そんな俺は、女物の服を着て、メイクをして、ネイルをして、可愛らしい見た目になって生きている。 　そして俺には今、好きなヤ…

ある日のことだった。私は、ひとつ嫌なことに気づいた。 私の記憶の中に奇妙なヤツがいる。

「サキのタトゥー、好き……」 「可愛いでしょ。お気に入りなんだ」 　たわれるように舞う二匹のジャコウアゲハ。一目で魅了されてしまった。蝶の羽を描いている繊細なグラデーションに、い…

　授業を終えた学生たちが集う食堂。大切なことを思い出した皇女殿下は、お気に入りの扇の房飾りを無意識の内に撫でていた。 　 　何か喚いているギラッギラのド派手服の赤髪でも、後ろに隠…

「他人から『ダサいヤツ』って思われても、別に実害ないし……」 「ふーん（これが『ある』んだよなあ……）」

※ あらすじを読んでも、本文とはほとんど関わりはありません。多分。 この物語は短編です。 「そんな事、出来るわけないだろう！！ 」 僕の言葉で全てを変えてしまったキミがいる…

　これは思い込みが激しい人間の物語。 　これは単に直感がモノを言うだけの物語だ。 　俺の名前は山形次郎。つい数ヶ月前までサラリーマンだった。 　俺が何気なくテレビを見ていた…

ある日、突如地球に襲来した宇宙人が全人類を巻き込んで始めたのは『一番主人公っぽいヤツは誰だ選手権』という馬鹿げたゲームだった。 世界を救うためのデスゲームの中で、主人公にふさわし…

　初デートはいつも、悪天候に祟られて成立した試しがない。 　今日も待ちぼうけ。 　あっ……コイツも、いらないヤツか。 　初デート不成立4回目から三年が過ぎて、独り暮らしのアパ…

現実では学校生活、友人関係、家族の全てを棒に振って転売に明け暮れ、ゲーム内では老害に暗黒面に墜とされてしまい復讐を目的にプレイする。 彼が次に引き寄せるのは何か。彼は如何なるプレ…

コロナ渦で経済が沈んでいるのに干支のウサギに例えてピョンピョン飛躍と言ってるヤツの頭の中を覗いてみたい今日この頃、みなさんいかがわしくお過ごしでしょうか？　みなさん、お酒って好き…

日本には芸事の習得に関する言葉に【守・破・離】というのがあるそうです（詳しく知りたい方は検索で） 守〔手本となるモノを真似して自分のモノにする〕 破〔そこから、オリジナルの独自…