「ねえねえ。」を含む小説

新人プログラマの短歌連作です。

よろしくお願いします。 各首に特段関連はありません。

喋るねこのにゃんみさんがフジロックの配信に影響を受けて、アコギを買ってみて練習していたら突如幽霊が出てきて大慌てしちゃう、そんなお話です。

放課後、軽音楽部の部室は静かでただ一人ギターを弾いていた。 今から約1ヶ月前に高校へ入学した澤村健太郎は独自の世界に浸りながら、ギターの弦を優しく撫で心地よい余韻を部屋に広げてい…

何となく不登校になって半年くらい。別に何か辛いことがあったわけでもないし、三年生への進級も近づいてきたし、流石にずっと今のままってわけにはいかない。ねえサトーさん、やっぱり学校っ…

卒業を間近に控えた高校3年生の少女、成実葉月は斜め前の席の縁堂こよりが気になっている。 それは、彼女が援助交際で金銭を稼いでいるという噂が広まっているためだったーーー。 翌日の朝…

俺は今日彼女に別れを切り出す。そう決意して最後の水族館デートに向かう。 彼女はずっと未来の話をしていた。俺は嘘をついてその未来に同意する。彼女の夢と俺の現実は嘘がないと交わらない…

若き冒険者の「わたし」は、強敵との勝負に辛くも勝利した。這這の体で辿り着いた休息所で傷ついた体を癒している間、夢枕には「わたし」と契約を交わしている悪魔の女性「リリ」が別の新しい…

　家族の都合で、幼なじみの親友と離れ東京から九州の祖母の家に引っ越すことになった。 　ばあちゃんは笑顔で俺たち家族を出迎えてくれた。美味しいご飯を食べ、近くの銭湯で身体を清め…

目を覚ますと真っ白な地獄にいた。 輪廻転生をかけて戦う輪廻の道。そこに招かれた自殺者はどうしてか強かった。 生きることなんて、望んでいないのに。 自分が自らの手で命を絶ったこと…

　和田島イサキさん小説大会に寄せて、お話を書きました。 　なんだか部員の集まりの悪い放課後。和田島先輩と二人きりの文芸部室で、重大な秘密が明かされた。

優子と藍那 ２人のウソツキが織り成す百合

「いろはうた」を初句の頭、 つまり短歌の一番上に置きうたを作りました。 縦読みしてくださいね！ い　いつまでも想い飛ばすよ～ ろ　ろこもこ丼～ は　はなが咲く～ に　においたつ…

僕はツイてない。人の三倍は努力しないと同じ結果は出せない。 だが、なぜか幼なじみで学園のアイドルと一緒にいると、彼女の運がバカ上がってしまう。 「宝くじ当選」 「有名なインフルエ…

団地をお探しですか？ 駅から離れた閑静な住宅街にあるこちらの団地は、ファミリーや単身世帯など、様々な人が暮らしています。 築年数は少し経っているのですが、その分しっかりとした作り…

「卒業したら正式に婚約をして、花嫁修業をしようか」 都では名の知れたボルガッティ商会のお嬢様であるアンジェラは、学院の卒業を間近に控えたある朝、父親にそう告げられた。 見知らぬ…

ねえ、最期のわがままだから、聞いてほしいの――。直子の抱く、クロワッサンと浩への矛盾した愛。 二話ずつ毎日更新で、八話完結予定です。「紙の魔法」「分裂するパン」 のお題を使って書…

西暦２２２２年 世界からは争いごとはなくなった ＡＩが僕らを管理しているんだ ５分で読めるショートショート 隙間時間にどうぞ クロノヒョウさんのアンコール企画参加作品 htt…

　俺、魔王討伐を依頼された勇者なんだけど。パーティメンバーがちょっとおかしいんだよね。 　ちょっとっていうか全部おかしいんだけど。 　ねえ、聞いてる？　魔王討伐に行くんだよね？…