「体」を含む小説

大好きなじーちゃんが死んだ。人工呼吸器のマスクが外れた姿で発見されたのだ。じーちゃんは火星人に殺されたかもしれないし、そうじゃないかもしれない——。 じーちゃんが死んでから七年。…

　深い闇が広がる林の奥には、"ハコ"を持った者しか辿り着けない、古びた小屋がある。 　そこには紳士的な男性、筺鍵明人《きょうがいあきと》が依頼人として来る人を待ち続けている。 …

異世界に迷い込んでしまった少年ハルは、衛兵に捕らえられ、地下深くにある牢獄へと入れられてしまう。 奴隷囚人となったハルがこの牢獄から出るには、闘技と呼ばれる闘いで勝ち抜くしかなか…

性癖：昭和軽薄体 性癖：バンドマンによる連載エッセイのしょうもない回

拙作『死人たちのアガルタ』の前日譚にあたるスピンオフです。 人工知能に昆虫程度の自我を持たせることに成功した近未来。軍隊、工場などの限られた環境では、有機オートマトンという、人…

ずっと、抑え込んでいたせいか、俺の体はボロボロになっていた。 余命宣告をされた。 俺の人生ってなんだったんだろうな…。 今、悩んでいる人たちに捧げる言葉。

北京道(ほっきょうどう)、札立市(ふりつし)の自然が程々に豊かな土地に建てられた井野福中学校。 二年A組の幸薄(こはく)は学校の授業が終わっても、帰らずにいた。 教室に居残って何…

脳筋侯爵一家の末っ子にして長女、勇ましく正義感が強い令嬢マックス・ゴールデンアーム。ドレスを着ているときはクールビューティな淑女。だがしかし日課の剣の稽古では、城下街内外にまで「…

シロウはブラック企業でメンタルを病んでしまい、毎日死にたい死にたいとおもいながら仕事をしていた。 しかし自殺はできない。怖いからだ。 殺されるのはいいが、自分から死ぬのはおっかな…

英雄夫婦の間に生まれ育った猫人族の青年イース。 七光り野郎と言われるのが嫌だったイースは、親に頼らず名も隠して旅に出た。しかし才能が並では仲間集めにも一苦労。 挫折し、落ちぶれ…

主人公、市御　単《ひとえ》は１６歳の高校１年生。 Ｓ級探索者だった母を事故で亡くす。 身寄りもなく、途方に暮れる単《ひとえ》。そこに聞こえて来たのは母の声だった。 なんと、母…

自称社畜的存在と思い込む平凡な生活を送る浅利海人。学生時代からの縁で一緒に暮らす妻の凪悠とは長年のセックスレスが元で夫婦間のもつれにどことなく違和感を抱えていた。その間同窓会の席…

獣人とひと言で言っても多種多様だ。 力の強いもの弱いもの、体の大きいもの小さいもの、違いがあり過ぎて皆が仲良く暮らすというのは難しい。 その中でも変わらず皆が持っているのは感…

孤児である体が弱い黒崎裕翔は中学からずっと病院にいた。既に2年間もいる彼は外に出ることを渇望した。そんな時に彼の元に届いたゲーム、ブレイキングワールドというMMOゲームに出会う。…

2021年とかにTwitterで投稿していたものをまとめました。つまりは俺の性癖詰め合わせです。

【あらすじ】 ～第1章　星籠～ いつか、地上に棲めなくなった人々は《方舟》をつくり、空へと逃れた。 《かみさま》の影に怯えながら、雲に隠れて、人々は生きている。 そんな世界に或る…

俺がゲイだと自覚したのは、高校生の時だった。中学生までは女性と付き合っていたのだが、高校生になると、「なんか違うな」と感じ始めた。ネットで調べた結果、自分がいわゆるゲイなのではな…

『✕』１ 読者選考のランキンが順位が思わしくないので。 早々と敗戦宣言して『✕』印の落選焼印付けておきます。やっぱり、自分は児童小説は向いてないみたいです……ハハハッ 敗北と…

　この春に大学を卒業した就職あぶれ組の朱藤富久（あかふじふく）とその幼なじみの神代持彦（しんだいもちひこ）の最初の時止まりの儀礼と時間越えからスタートするシリーズ。父の療養のため…

プロ野球選手の重圧進次郎は、突如現れた神の呪文によって、期待されるたびに本当に体に重圧がかかるようになってしまった。重力のごとく体にのしかかる圧に耐えきれず、一度は勝負の舞台から…