「日本へ？」を含む小説

男にもお金にも、興味は無い。 興味があったのは、人を殺せる技術だけ。 だけど—— 殺し屋稼業を営んできた八王子タマキは、殺し屋としての生活ではなく、他の人と変わらない…

イタリア王国「降伏します」 その一言で日独伊三国が揃っていた会議室は氷河期の様な空気に変わる ドイツ「イタリア王国っていつもそうですよね！三国同盟や枢軸国の事なんだと思ってい…

僕はずっと彼女のことを忘れられなかった。 それが初恋だということに気が付いたのは、彼女を失った後だったから。 高校生になっても、それは変わらない。 ただ彼女との思い出の場所を写…

　昭和時代前半の東京に、二人組の女性歌手のデュオが降り立った。某国から、日本での公演に招かれて。 　一人は、日本人の女。そして、もう一人は、星の淡い銀の光を束ねたような、白銀の髪…

おとなりに住むお姉さんが、面白そうなことを言いはじめた。が、実は真剣。「今から500年に、日本人の名前がね？」な、何ー！

1552年、史実では生まれなかった織田信長と濃姫の間に生まれた息子は、未来の記憶と超高度なナノマシン技術を持ってこの世に現れた。彼の名は織田信隆。未来の日本が荒廃してしまったこと…

ある日前世の記憶を思い出した男子高校生小林蓮太郎は、相談した幼馴染から、実は自分も異世界を救って帰って来た召喚勇者なんだと告げられて驚愕する。そして、いずれ来る地球の危機を救う為…

拙作『沈む陽、昇る月』の主人公二人のキスのお話。5月23日は日本でのキスの日ということで書いた短編。 *アルファポリスとなろうにも掲載。

　色町の飯屋の一人息子「豆豆」は前世での記憶を持つ17歳。前世の記憶を活かせているかというと、割とそうでもない気がする毎日を送っている。 　そうは言っても所詮は飯屋の息子。最近は…

突然現代に現れたダンジョン。 ただ散歩気分で倒せる魔物ばかり、 サラリーマンは一杯飲んでスライム倒して酒代稼いで行くし、中学生も十五歳になれば冒険者になってお小遣いを稼げる。

国内最大手のオカルト掲示板〈アカチャネル〉。そこには日夜、膨大な量の怪異譚が日本全国から寄せられる。 リストラされた冴えないビビり男、安里啓介（あざとけいすけ）は、とある怪奇事件…

突然だが、エルフという種族を知っているだろうか.... あまりに突然のことで何がなんだかわけが分からない。 しかし、これだけははっきりと分かる. 俺は、今...男ではないと…

真っ白い部屋。右側にはマジックミラーが貼られている。目の前の大男は先ほどから私の顔を覗きこんでは睨みつけ、筋張った拳で何度も何度も机を叩いている。繰り返される言葉の意味を私は理解…

　男子大学生、聖慶悟には友達がいる。 　極めて仲がいいとまでは言えないが、何となくで一緒にいるような友人だ。 　ただ親友と言うほどには信頼していない。その友人、御影宗という名の…

あくまでIf、もしもの世界の日本、モンスターや怪物は出ませんが、本物の怪物は人間・他人という名の狂人、そして多数の意見で他人の生活・人生・命を簡単に奪う事が出来る選挙・民主主義と…

今は2024年。 でもってこの物語の主人公の名前は「田口 早生（たぐち そうせい）」 郊外のマンションに独り住い。 職業は成り立てのフリーのカメラマン。 出版社にも出入りしてる…

いつもどおり朝遅くに起きた須貝うるみはその日も父親の書斎で本を読んでから学校に行こうとしていた。 だが、黒い装丁の本を開いた結果、父親の書斎の床を、一階の床を、すり抜けてしまった…

愛国者たちは同胞を集い秘密結社を組織した。日本の永遠なる栄光を掴むため、政治、外交、軍事、経済等々に介入する。より良い日本を目指して辣腕を振るう。 ※要は自作『大日本帝国必勝論』…

そこに立っているのは、オーラを纏い銀髪に輝く髪をなびかせたスーパーモデルのように美しい女性だった。 美しい女性の眼前には怒り狂う赤鬼がいる。 女性は足を踏み込み閃光のような突…